2019 6/16,17の土日で、妙高でシーズン初飛びを終えました。
土曜は強風(むしろ暴風)のため、ランディングバーン滑り。
日曜はAMのみジャンプ練習。みんな多忙のため、午後は帰宅。
まだ飛距離は全く戻らないのだけど、、
早くまた飛びたい、次が楽しみになっています。
数年に一度遭遇するかしないかレベルの強風だったので、飛ばずにランディングバーンを滑っていました。
リフト係の方によると、瞬間的には風速12m/sとのこと。(ワールドカップでは3m/sを超えると赤信号だったと思う)
飛べなかったけど、集中的に滑れた良さもあった。
いつもならやらない本数滑ったことで、やっぱりスキー操作の感覚は大事だと感じられた。
滑るスキーの上に乗せられて、連れて行かれてる感じだった。
でもあるとき、おや?と思った。
スキーを履いたまま、ふと片足を上げたときに、スキーが予想外の動きをした。
スキーを水平のまま持ち上げたつもりが、トップが下がる。
すなわち、自分の感覚と、実際のスキーの動きが違っている状態。それに気づいた。
こういうときは、アプローチを滑ってもまずスキーに乗れないんだと思う。
そのためには基本的なスキー自体の習熟が必要だけど、
土曜は強風(むしろ暴風)のため、ランディングバーン滑り。
日曜はAMのみジャンプ練習。みんな多忙のため、午後は帰宅。
まだ飛距離は全く戻らないのだけど、、
早くまた飛びたい、次が楽しみになっています。
●入念なランバン滑り
初日はとても風が強かった。数年に一度遭遇するかしないかレベルの強風だったので、飛ばずにランディングバーンを滑っていました。
リフト係の方によると、瞬間的には風速12m/sとのこと。(ワールドカップでは3m/sを超えると赤信号だったと思う)
飛べなかったけど、集中的に滑れた良さもあった。
いつもならやらない本数滑ったことで、やっぱりスキー操作の感覚は大事だと感じられた。
●スキーに乗れないとき
最初は、どこか滑らされてる感じ。滑るスキーの上に乗せられて、連れて行かれてる感じだった。
でもあるとき、おや?と思った。
スキーを履いたまま、ふと片足を上げたときに、スキーが予想外の動きをした。
スキーを水平のまま持ち上げたつもりが、トップが下がる。
すなわち、自分の感覚と、実際のスキーの動きが違っている状態。それに気づいた。
こういうときは、アプローチを滑ってもまずスキーに乗れないんだと思う。
●自分の感覚と、スキーの反応
"自分がこう動けば、スキーはこう反応する"いう感覚は大事だと思う。
スキーを履いて、足を動かす。そのときスキーはどう反応するのかを、体感的にわかることが大事。
とりあえずの方法として、ジャンプスキーを履いた足を持ち上げて、下げて、上げてを繰り返すと良い。
片足で足踏みするみたいな動き。
そのとき、スキーは水平に保つようにバランスをとる。
それだけで、だいぶ変わった。
単純な動きだけど、スキーの芯がわかるようになる感じ。
その後は、ランバン滑りをしてても、明らかに重心の上にいるというか、芯をとらえて滑ってる感覚に変わった。
さらに、これまで何年も出来なかった、右に曲がっていくパラレルも出来かけてきた。
たとえば僕は、妙高ノーマルヒルだと、着地後にいつも左にしか曲がれなかったけど、笑
ミディアムヒル側に曲がっていけるようになってきたかも。
これは、強風のおかげで滑って気づけたこと。
ジャンプスキーを履いた大学生たちを軍隊みたいに一列に並べて、久之さんがピッピッピッピッと笛を吹く。
大学生たちは笛に合わせて、スキーを履いたまま足踏みや、方向転換をするのだけど、これは非常に合理的だったんだと思う。
ジャンプスキーを履いて、扱う感覚を、安全に足に覚えさせることが出来る。
その後は、カンテ下に整列させて、ランディングバーンをテンポ良く順番に滑らせる。
この滑りは、ちょっとした競争というか、先抜けゲームになっていて、上手く安定して滑れた選手から、上(=スタートゲート)に行けるルール。
選手たちは取り残されたくないし、早く合格するとちょっと得意な気分にもなれる。
上から行けと言われた選手はもちろん怖がるけど、久之さんは、自分がちゃんと判別してる、合格と言ったら間違いないから、安心して行って来いと言って送り出す。
こうやって、スキーにも慣れて、太鼓判も押してもらうことで、怖いけど、すがれるものもある。
慣れと、適切な後押しと、安心。
こういう状況でジャンプ競技をスタート出来るのは、すごく大きなことだと思う。
去年はあらゆる手を尽くしても、最後まで合わなかったから、今年は別のもの(旧モデル)に変えた。そしたら、ほぼ問題ない。
去年の新モデルは、型崩れ防止のためにブーツ側面にカーボンプレートが埋め込まれてる。足型がもともと合う人にはベストなんだろうけど、堅いぶん、足型が合わない人にはいつまでも馴染んでこない。
今年使い始めた旧モデルは、カーボンプレートが無い。だから、それだけ柔らかく、足型をなぞるようにフィットしてくれる。
まだ2本おきくらいに脱がないと痛くてだめだけど、去年よりずっと良いし、これから時間と共にどんどん馴染んでいくと思う。
ここからは、あくまで自分のテクニック次第。
だから、飛んで、チェックして、飛んでの繰り返しをどこまで出来るか。
今は、飛べば飛ぶほどいける、という感覚と、
今飛べないままだったら、もう戻れないのでは、という感覚を、どちらもあわせ持ってる感じ。
次は7/6妙高ドリームジャンプフェスティバル。
全くジャンプになっていない状態で臨むことになるけど、仕方ないものは仕方ない。
しっかりイメージをつくって、やりたいことだけを、確実にやってくることに集中する。

●強風の土曜日、カンテ下で。みんなでひたすらランディングバーンを滑る
それだけで、だいぶ変わった。
単純な動きだけど、スキーの芯がわかるようになる感じ。
その後は、ランバン滑りをしてても、明らかに重心の上にいるというか、芯をとらえて滑ってる感覚に変わった。
さらに、これまで何年も出来なかった、右に曲がっていくパラレルも出来かけてきた。
たとえば僕は、妙高ノーマルヒルだと、着地後にいつも左にしか曲がれなかったけど、笑
ミディアムヒル側に曲がっていけるようになってきたかも。
これは、強風のおかげで滑って気づけたこと。
●久之さんの指導
思えば、清水久之さんが、ジャンプをこれから始めるという大学生選手たちに、似た指導をしていたのを見たことがある。ジャンプスキーを履いた大学生たちを軍隊みたいに一列に並べて、久之さんがピッピッピッピッと笛を吹く。
大学生たちは笛に合わせて、スキーを履いたまま足踏みや、方向転換をするのだけど、これは非常に合理的だったんだと思う。
ジャンプスキーを履いて、扱う感覚を、安全に足に覚えさせることが出来る。
その後は、カンテ下に整列させて、ランディングバーンをテンポ良く順番に滑らせる。
この滑りは、ちょっとした競争というか、先抜けゲームになっていて、上手く安定して滑れた選手から、上(=スタートゲート)に行けるルール。
選手たちは取り残されたくないし、早く合格するとちょっと得意な気分にもなれる。
上から行けと言われた選手はもちろん怖がるけど、久之さんは、自分がちゃんと判別してる、合格と言ったら間違いないから、安心して行って来いと言って送り出す。
こうやって、スキーにも慣れて、太鼓判も押してもらうことで、怖いけど、すがれるものもある。
慣れと、適切な後押しと、安心。
こういう状況でジャンプ競技をスタート出来るのは、すごく大きなことだと思う。
●今年のブーツは、いける
さて、再び自分の状況だけど、昨シーズン最大の敵だった、合わないブーツ問題は解決しそう。去年はあらゆる手を尽くしても、最後まで合わなかったから、今年は別のもの(旧モデル)に変えた。そしたら、ほぼ問題ない。
去年の新モデルは、型崩れ防止のためにブーツ側面にカーボンプレートが埋め込まれてる。足型がもともと合う人にはベストなんだろうけど、堅いぶん、足型が合わない人にはいつまでも馴染んでこない。
今年使い始めた旧モデルは、カーボンプレートが無い。だから、それだけ柔らかく、足型をなぞるようにフィットしてくれる。
まだ2本おきくらいに脱がないと痛くてだめだけど、去年よりずっと良いし、これから時間と共にどんどん馴染んでいくと思う。
●あとは自分のテクニック
道具に振り回されるのは、本当に時間がもったいなかった。でも、それはもう終わった。ここからは、あくまで自分のテクニック次第。
だから、飛んで、チェックして、飛んでの繰り返しをどこまで出来るか。
今は、飛べば飛ぶほどいける、という感覚と、
今飛べないままだったら、もう戻れないのでは、という感覚を、どちらもあわせ持ってる感じ。
次は7/6妙高ドリームジャンプフェスティバル。
全くジャンプになっていない状態で臨むことになるけど、仕方ないものは仕方ない。
しっかりイメージをつくって、やりたいことだけを、確実にやってくることに集中する。

●強風の土曜日、カンテ下で。みんなでひたすらランディングバーンを滑る