2014年6月7日土曜日

③バランス感覚(2014ジャンプ明治合宿)

ジャンプ仲間向け記事第3弾!!!

明治合宿で1番感じたのは、
ジャンプ競技における、バランス感覚の重要性だ。

●バランス感覚の重要性
バランスについては、小野さんのテキストでも触れられていたが、
これまで、その重要性に気付けていなかった。

前後左右のバランスは本当に大事だ。
優れたバランス感覚は、
アプローチ、テイクオフ、空中というジャンプのあらゆる局面で、
大きなプラス効果があるはずだ。

バランスがしっかりしていると、重心軸のブレを抑えられる。
すると、、

①助走速度が最大化する
つま先に重心がかかって、詰まって、ブレーキ、などがない。

滑りながら、ストレート、Rを通過して斜度が変わっても、
重心を足裏の適正位置でとらえ続けることが出来れば、どんどん加速していける。

助走速度の計測地点は、カンテ10m程度手前だ。
実際のカンテでの飛び出しスピードは、その後変化している。

ここで、適正位置に乗り続けられると、カンテまでほぼ減速せずにいける。
一方で、重心が前後に動いて、つま先にかかってしまったり、カカトにかかったりしてしまうと、
スキーを上から押さえつける動きになるので、ブレーキとなり減速する。

②テイクオフが「当たる」
=パワーのロスを最小化できる
=カンテへの伝達効率が最大化する

バランスが優れていると、加圧の軸がブレないはずだ。
テイクオフという全身運動に近い動作をすると、普通は動作の最中に重心軸がブレる。
すると、パワーを加える方向がブレてしまい、スリップなどのロスが生じる。

きっと、陸上で止まったままテイクオフ動作を繰り返してみると、身に染みて分かりやすい。背中をフラット、顔の向きを前にキープしたまま、その場でジャンプを繰り返す、あれだ。

跳ねて降りるたびにグラグラすることがほとんどだ。バランスが崩れて、まともに立ち上がれる状況ではない。
バランストレーニングにより、動きの中でも重心軸をブラさないよう、体幹を鍛える必要がある。

以上、バランスはとても大事だ。

⇒要約すると、優れたバランス感覚。身に付けるために、体幹トレーニングをしておくことが必要だ。

具体的メニューは、片足立ちしたまま、前後左右、上下、回転など、様々に動いてみることなど。


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