●飛べない!!
現在、絶不調だ。
原因は、大転倒したせい。
着陸での失敗ではなく、テイクオフの瞬間に大きくバランスを崩すような転倒だった。
それ以来、全く飛べるイメージが持てなくなってしまっている。
●恐怖心との戦い
テイクオフや空中でバランスを崩して、空中分解するほどの転倒をしたときは、きっとほとんどのジャンパーは、次のジャンプが怖くなる。
理由は、それまで持てていた安定飛行のイメージが壊れるからだ。
今回の僕の場合はわりと深刻で、安定飛行のイメージが「ズレる」どころでなく、「完全に壊れてしまう」レベルまできている気がする。自分の気分としても、なかなか安全に飛べる気がしてこない。
●グダグダ言わずに飛ぶ!!
こうなった場合の対処は2つ。
1.それ以上悪いイメージを残さないために、頭が空っぽになるまでジャンプを飛ばない。
2.あるいは、ひたすら飛び続けて、きちんと着地できるという実績を積み上げ、転倒のイメージを安全飛行のイメージで上書きする。
僕はいつも後者を選択している。
もちろんこの場合、一般に正解なのは前者なんだと思う。悪いイメージのまま動くと、悪い動きが身体に染み付いてしまう、というのが一般的な解釈だ。
でも僕は、もし転倒の原因がわずかでも分かっているのなら、
転倒後も間髪空けずに飛び続けることが、恐怖心を払拭するただ1つの道だと思う。
去年、冬の朝日町のミディアムヒルで転んだときもそうだった。
目から着地してゴーグルが割れちゃうレベルの衝撃だったけど、夜は病院に行って、すぐ次の日から飛び始めた。午前も午後も。
再開当日、ジャンプ台のアプローチが崩れかけていて、再度ひどい転び方もしたが、間髪入れずに飛び続けた。
結果として、、技術向上のためには良かったのか悪かったのかは分からないけど、
グダグダ理由を付けて、ジャンプを飛ばないでいるのだけは、絶対に嫌だった。笑
--
●だめなときは何やってもだめ
今回の転倒は7/9で、1週間経って(7/14-16)またジャンプ台に行ったけど、結果は変わらなかった。
赤倉のミディアムヒル(K=60)で、2週間前は55m飛べたのに、今は40mにも届かない。
アプローチは重心がズレて、ちょっと後ろに引かれてしまっている気がする。
テイクオフはどうしようもない。別人みたいに変わってしまった。
アプローチもテイクオフも、もう放置しようと思う。だめな時は何やってもだめ。
●やれることだけやる
次回は空中に集中する。
今クリアしたい大きな課題として、空中でのスキーの安定がある。
しっかりスキーを引き付け、前傾姿勢をとって、スキーの表面から身体を離さない。
カカトの幅を広げてV字をつくる。スキーのブレを最小化する。
実際、空中のイメージを固めることは重要だ。
空中イメージがあってこそ、テイクオフをつくることが出来る。
なぜなら、テイクオフの役割は、身体をアプローチ姿勢から空中姿勢に変えることだからだ。
どんな形を空中でつくりたいか。その形をつくれるように、テイクオフでは動けば良い。
幸い、飛び続けたおかげで恐怖心や転倒への不安は消えている。
今は、どうにもならない部分はひとまず置き去りにして、空中に意識を集中しよう。
2012年7月21日土曜日
2012年7月7日土曜日
飯山 6/30-7/1
先週は飯山でジャンプトレーニングに行ってきました。
[Youtube] Ski-Jumping Training, 20120701, K30
K点付近まで飛べるようにはなった!
でも、課題はまだ無数にある。
以下、自分の練習メモ。
■テイクオフ
【タイミング】
・全てのジャンプでかなり遅れてる。
→あと50cm早くて良い。
【動作】
・腰付近が丸まっている。
→テイクオフの目的は、腰をリフトアップさせること。足の力を、骨盤に当てることで、高さがとれる。腰に丸みがあると、脚の力がクッションされてしまって、上昇力に使われない。
・手を必要以上に使ってしまっている。
→上半身の力みが原因だ。上半身をリラックスさせて、脚の力を使う。上半身は、腰の上に置くだけでいい。
・膝が戻り、腰が後ろ。
→何故前にイケないか。理由は、重心が母指球よりも後ろにあるからだ。
あと、前に飛び出す恐怖といったマインド的な原因があるとしたら、それは空中でスキーを引き付けるテクニックを定着させること。スキーさえ上がってくれば、安心して前に出て行ける。
・両足の動きが非対称。
→足癖なので、直さないと。関節の堅さが左右違うので、ストレッチで差分解消が必要。
■空中
・両足のスタンス狭く、スキーのテールが重なる
→イメトレしかない。自分が「この動き出来そう」と思えるトップ選手の映像を繰り返し見て、自分でも頭の中でその通り飛ぶ。
・スキーの引き付けが足りない
→今のところの最重要課題。腹筋で下半身以下全てを支えるイメージが良いと、コーチからアドバイス。
・前傾が浅い
→上記、スキーの引き付けさえ出来れば、自然と出来る見込み。
空中では、葛西紀明選手のマネをして、手のひらをパーにしているんだけど、、
気付いている人は少ない。僕本人だけだろう、笑


[Youtube] Ski-Jumping Training, 20120701, K30
K点付近まで飛べるようにはなった!
でも、課題はまだ無数にある。
以下、自分の練習メモ。
■テイクオフ
【タイミング】
・全てのジャンプでかなり遅れてる。
→あと50cm早くて良い。
【動作】
・腰付近が丸まっている。
→テイクオフの目的は、腰をリフトアップさせること。足の力を、骨盤に当てることで、高さがとれる。腰に丸みがあると、脚の力がクッションされてしまって、上昇力に使われない。
・手を必要以上に使ってしまっている。
→上半身の力みが原因だ。上半身をリラックスさせて、脚の力を使う。上半身は、腰の上に置くだけでいい。
・膝が戻り、腰が後ろ。
→何故前にイケないか。理由は、重心が母指球よりも後ろにあるからだ。
あと、前に飛び出す恐怖といったマインド的な原因があるとしたら、それは空中でスキーを引き付けるテクニックを定着させること。スキーさえ上がってくれば、安心して前に出て行ける。
・両足の動きが非対称。
→足癖なので、直さないと。関節の堅さが左右違うので、ストレッチで差分解消が必要。
■空中
・両足のスタンス狭く、スキーのテールが重なる
→イメトレしかない。自分が「この動き出来そう」と思えるトップ選手の映像を繰り返し見て、自分でも頭の中でその通り飛ぶ。
・スキーの引き付けが足りない
→今のところの最重要課題。腹筋で下半身以下全てを支えるイメージが良いと、コーチからアドバイス。
・前傾が浅い
→上記、スキーの引き付けさえ出来れば、自然と出来る見込み。
空中では、葛西紀明選手のマネをして、手のひらをパーにしているんだけど、、
気付いている人は少ない。僕本人だけだろう、笑


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