僕もリハビリしながら、徐々に良くなってきました。
しかし、残りの合宿回数が少なくて、、今年は夏が早い。泣
[YouTube]201808 Yusuke Kitazawa - 妙高K60(on rehabilitation)
●安定飛行できないと疲れる
合宿終わってみて、何だかとっても疲れてしまいました。。
たったの3日分の練習なのに、帰宅後は頭痛も出てきたりして、昏倒に近いくらいでした。
なぜなのか。
ずっと、特別な緊張感があったのかもしれません。
普段ならジャンプでさほど危険は感じないけど、今は空中でバランスを崩したり、飛ぶ前には不安もあった。
そんな状態なので、身体が常に危機回避モードというか、アドレナリンが出続けてるというか、ずっと極限状態にさらされていた感じかもしれない。
どっと疲れがきた。笑
●続・新ブーツとの戦い
あいかわらず、なかなか苦戦してます。
足にフィットしなくて、足裏感覚もないし、空中で脱げそうになる。
<現状>
今まともに飛べていない一連の理由は、こんなところだと思う。
・きちんと奥まで履けない。狭いブーツに、幅広の足を入れるから、側面が先に当たってしまう。
・つまり、足裏がブーツの底面にベタッと接地しないので、滑っていても足裏感覚が遠い、薄い。
・足裏感覚が薄いから、アプローチで重心が分からない。感じられない。
・重心位置が感じられないから、テイクオフで踏み込む場所が分からない。思い切り踏み込めない。
・踏み込めないと、空中でスキーがブレる。脚パワーが入っていないから。
・さらに、靴ヒモをこれでもかくらいに固く縛るので、足の血が止まってしまい、足が痺れてくる。これも足裏感覚が薄れる要因に。
・それだけ縛っても、ブーツ自体が足からズレて動いてしまうので、やはりスキーがバラつく。FTMMの技術で、脚パワーだけはちゃんと入れたとしても、こうなる。
スキー、ビンディング、ジャンプスーツ、、どれも変えた瞬間から、ほぼ問題なく飛べていたけど、僕はブーツだけはだめだ。。
その新ブーツも、履いた初日から問題なく使える選手もけっこういる。
たとえば村田さんは初日に塩沢ノーマルヒルでK点ジャンプしてたし、むしろブーツを変えた途端にヒザ戻りがなくなっていた。土光くんも初日から、変更前と同等以上のジャンプをしてた。
僕自身は、これまでシューズはずっとAsian Fitというか、ワイドタイプだったから、ヨーロッパの細長い足型には本当に苦戦する。
慣らすために家の中で履いたりしてたけど、ここまで埒があかないとなると、、
最終手段としてはまだいろんな手があるから、次までに試してみる。
●次は1ヶ月後(大会は不参加)
塩沢、妙高の大会は、お盆にK点まで飛んだら出ようと思ってたけど、だめだった。間に合わなかった。
だから、次飛べるのは大会後、1ヶ月くらい先になる。
今、疲れながらも、飛びたい気持ちはあって、待ち遠しい。
●出来ることだけやる
もう今は、アプローチやテイクオフはある程度どうしようもないから、割り切って、そこから独立してる技術に取り組む。
アプローチでの目線近い病を徹底退治・絶滅に追い込もうと思う。
悪いときは、滑りながらカンテの切れ目が視界の中心に見えてるくらい。この話をしたら、けっこう上手な知り合いジャンパーに驚かれたことがある。
そうじゃなくて。まっすぐ先を見る。
目の前には空が広がってて、カンテは視界の下にちょこっとある感じが良い。
カンテを見ずに、空中を見たままテイクオフ。
飛び終えて、なんとなく出来たかな?と感じたときは、出来てない。
出来てるときは明らかに視界が違うから、はっきり出来たと分かる。
●もう一度、ジャンプのイメージをつくる
次の合宿までは時間があく。
とりあえずは出来ることをやるしかないけど、
その先を見据えたときに、この時間で、ジャンプのイメージをもう一度、しっかりつくってみようと思った。
きっと、ほっとくと以前と同じ飛び方をしてしまう。悪いクセを含んだ飛び方を。
そこに歯止めをかけて、物理的に正しい技術に変更したい。
<つくりたいイメージ>
去年の好調時に出来かけていたことを、もう一度丁寧につくりあげてみる。
スピード違反で追い越さない
手を使わない
頭を下げない
<時間はかかるけど、やるべきだ>
ここ数年、きちんとイメージづくりはしていなかったと思う。
イメージって、時間をかけないと出来ない。
単発の思いつきテクニックでは、実行上効果のあるものってなかなか生まれない。
普段から身体を動かす習慣がある人だったり、運動センスのある人ですら、いざ思い付きを試してみたら、現実とかけ離れていて使えないことも多い。
思いつきをベースにして、ふくらませる必要がある。
上手くいったテクニック、過去から今までアドバイスされたたくさんの内容、上手い選手の飛び方、他のスポーツを通して分かった身体の使い方、、
そういったたくさんの事柄たちと整合がとれて、しっくりくるようなイメージを、日々頭の中でつくっていく。
実際に身体も動かして小さく試しながら、だんだん洗練していって、ようやく実際に使えるイメージが出来上がる。
ヒントはたくさんまわりにあるけど、身体を動かす本人にしか、その本人自身が使えるイメージはつくれない。
昔は通勤時間とか、ジョギングしながらとか、食事、シャワーのときとか、(仕事中とか)、常時考えてたと思う。
やってみようと思う。

●空を見上げて、このあと霧出て来そうだよねとか話してんだと思う

●霧の妙高高原。これでも薄いほう(レベル10段階中の5くらい)

●何年ぶりかのトップゲート。ブーツが多少馴染んだので、滞空時間を伸ばそうとした

●練習後に1発。至福ビール。赤倉温泉 昌和荘