[Youtube]ski-jumping training 2012_1013 K30
まず、トレーニング風景から。
久々に練習記録UP。
サマーシーズンも終盤です。
僕は今年は冬は飛べないので、夏の終わりをもって、今シーズンのトレーニングは終了です。
先週、先々週あたりの近況を書きます。
【まとめ】
とりあえず、飛距離もだいぶ戻ってきた。
飯山スモールヒルでK点、赤倉ミディアムで50mオーバー。
やっぱり飛べると気持ちが良くて、良い感覚が戻ってくる。
特に空中感覚が良くなるので、テイクオフから良いイメージを持って、スムーズに空中に接続できる気がする。
【良かったこと】
■アプローチでの重心のとらえ方
スタート方法を変えてみたことがきっかけで、ジャンプが良くなってきた。
*バーを使って、反動をつけてスタート(ムービー参照)
これによって、乗るべき重心をとらえられるようになってきている。
ポイントは、
・スキーの「ここなら、踏んでも横ズレしない、確実に奥に踏みつけられる」という場所を意識すること
・足の裏の感覚に神経を集中させて、上記ポイントをとらえること
今回の一番の収穫は間違いなくここ。
スキーと自分の身体をひとまとめの系としてとらえて、重心の真上に乗ることで、ようやくトータルバランスがとれた滑りが出来る気がする。
【課題】
そうはいっても、今は、スキー+身体系の重心を、毎回確実にとらえられている訳じゃない。
ものすごく強いGを感じられたのは、先週は2本だけだった。
だから、テイクオフ~空中への流れにおいて、いつしか、重心が後ろに逃げている。
アプローチで生じたわずかなズレが、テイクオフの動作中に拡大して、空中では完全に後ろにいってしまっている。
空中では、紙飛行機の後ろに重りがついてしまっているような状況だ。だから空中で苦しくなって、上半身に力が入ってしまっている。
いわゆるペンダント理論に反している。
でも、上手くいかない回でも、「今後ろに乗っているな」というのが明確に自覚できるようになった。
スタート方法やヒザ角度など、さらに洗練させて、必ずスキーの真芯とらえられるようになりたい。
アプローチ、テイクオフ、空中から着地まで。いつでも重心の位置が変わらないのが理想型。
そのためには、重心を常に足の裏でとらえ続ける必要がある。重心の位置だけは、決してブレさせずに死守しなくてはならない。
その他、ビデオで気付いた修正点:
■アプローチ
・スタートの瞬間、バーを使って腰を後ろに引きすぎだ。引かない。足より前にする。
・ヒザの角度が不十分だ。もっとイケるはず。
・アプローチでX脚になってる。だからロックがかかってしまい、それ以上重心を落とせない。ストレート、もしくは若干開き気味でも良い、どっしり組もう。
・アプローチで、左側に重心が寄りがちになる。右肩が高い。肩と骨盤の間、まっすぐじゃなくてねじれてるような感じだ
■テイクオフ
・テイクオフの瞬間、足が左右比対称だ。右足首が堅いんだよね。合わせよう。物理的な柔軟と、心がけとして両足一緒にという意識を持つ。
・テイクオフのタイミング。だいぶマシになったけど、だいぶ遅れてる。1m~2m。
明日は。
今は、ようやく調子は戻りつつあるけれど、
空中スピードがまだ上がってこない。テイクオフで加速出来ていない。
腰をどーーーんと押し出して出て行きたい。
とりあえず、明日はカンテをぶっ壊すくらいの勢いで、スキーを真下に、奥に踏みつけてやろう。
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