●テストジャンパー
表題の大会で、テストジャンパーとして参加してきました。
もちろん選手として試合に出たかったけど、今は出場資格がない。
でも、テストジャンパーも積極的にやりたかった。理由は2つ。
①飯山ジャンプ関係者への恩返し
大会関係者の方から、テストジャンパーがいなくて困っているという話をきいた。
ジャンプを始めた頃からお世話になっている飯山が困っているのであれば、、手助けしないわけにはいかない!
ということで、後輩1年生ジャンパーを1人加えて、2人でテストジャンパーとしてエントリー。
当日のテストジャンプは、スモールヒルでは僕ら2人だけ。僕らがいなかったら、誰もいなかった?
少しは飯山市や大会運営のお役に立てたかなと思う。
②思い入れがあった
2年前、ジャンプを始めて最初のイベントが、本大会のテストジャンパーだった。
だから、2年前と同じ境遇に自分を置いて、あのときの心境と比較してみたかった。
あの頃は、時期的には、ジャンプを始めてちょうど1ヵ月程度のとき。
飛距離以前に、「ちゃんと立てるかな」、その不安すら払拭出来ずにいた。
子供たちからも「転ばないでくださいね!」と言われてた、笑
でも今は違った。
K点を越えられる自信があった。
N藤コーチから「思いっ切り踏み切っちゃだめだ!」と言われるほど。
子供たちからは「K点飛んじゃってください!」と言われるようになっていた。
そして子供達の親御さんとも2年越しの付き合いになり、ジャンプ台で会うたびに暖かい言葉で迎えてくれる。
今回も応援していただいて、勇気づけられた。
●テストジャンプの映像
2年前の同じ大会で、初めてテストジャンプをしたときの映像。あの頃はこんなだった。
・2010 11/6
http://www.youtube.com/watch?v=NmdXw_h2_v8
・今年のジャンプ。ヨコから。
http://youtu.be/V6L4FuprcUI
・同じジャンプをテイクオフ中心のアングルで。
http://youtu.be/HbNJrNuGcEk
今年は、狙っていた通り、K点越えの31.5mまで伸ばしてこれた。(HSも超えてた!)
2年間の進歩を素直に喜びたい。
技術的には、重心の位置のことだけ考えていた。
アプローチで重心の位置を動かさない。さらにテイクオフ中もその後の空中も、ずっと重心の位置を変えない意識を持ち続ける必要がある。
アプローチだけで途切れちゃだめだ。
足裏感覚は、ずっと研ぎ澄ませていることが必要だ。
■大会の様子
大会の試合展開を少し書いておくと、
全日本のエース級、竹内択選手もエントリしていて、順当に優勝。
さすが、圧巻のジャンプをしていた。
ヒザが全く戻らない。飛び出した瞬間から、数段上の高さを誇っていた。空中もスキーが全くブレない。
同じジャンパーだからこそ、他人のジャンプを見る観点が変わってくる。
世界の一線級の凄さが分かった。
自分も含め、同じゲートから飛んだ大学の後輩ジャンパーたちも良い刺激になっていたと思う。
これで今シーズンが終わっちゃったのはさみしいな。
冬飛べないので、夏の終わりがシーズンの終わり。
しばらくはフィジカルとイメトレと、来年の計画を立てよう。
あとは後輩ジャンパーのバックアップだ。
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