2018年7月18日水曜日

2018.7.14-15 妙高(ジャンプ復帰)

土日で妙高に、久々の合宿に行ってきました。

今回は清水久之さんがコーチしてくれる、第97回ミニキャンプでもありました。

終わってみて、僕としては上出来。

ジャンプに復帰することが出来ました。

【YouTube】201807 Yusuke Kitazawa - 陸トレ&ジャンプリハビリ妙高K65


●合格点
今回は、スタートゲートからスタートすること、それだけを目標にしていました。

それが出来たので、今回はok。

初日の午前中、早々に飛んで、

15番ゲートから、33m。笑
去年はK点60mまで飛んでいたゲート。

元に戻るのは時間の問題な気もするし、飛びかた忘れた気もする。笑

ただ、もう一度スタートすることが出来た。
それで、まずはok。

あと、ひそかに船木さんからもらったインナーを着て飛びました。お守り。

ラージヒルを初めて飛んだときとか、大事なときには必ずこれ着てる。

ここからリスタートです。


以下は、その他いろいろと。


●安全のための新ルーチン
復帰ジャンプの前にはランディングバーンを数回滑ったけど、そのときもちゃんとカカトの保護ストラップを付けました。

滑るだけなら必要ないけど、例外なく付ける。どんなときでも必ず付けることにしました。

安全第一。


●新ブーツとの戦い
今の1番のハードルはここかも。

今回のケガは、ブーツが摩耗してたのが原因だったから、取り替えて、新しいブーツを使い始めてます。

ジャンプブーツは、ヨーロッパ人の足型に合わせられているので、僕にとってはすごく細長い。

だから、履いたとき、足が両側から挟まれてるみたいで痛い。

履き慣れればだんだん柔らかくなってフィットするんだけど、おろしたてはなかなか大変。

1本ごとにブーツ脱がないとだめなレベルで痛くて、そのたびにきつい縛り直しを繰り返すから、縛る手の指の皮が剥けちゃったりする。

それだけやっても、ブーツと足の形が合ってないから、空中で風圧を受けるとズレて脱げそうになって、バランスを崩してしまう。

だからまだ、滞空時間を伸ばせない。2割くらいの力でテイクオフしてる。

家の中で履いたり、手で広げたりして、フィットするように馴染ませなきゃ。


●上手い大学生選手たち
東大チームの1か3か忘れたけど、何とか川選手が上手くなってて、すごいと思った。

ノーマルヒルを楽しそうに飛んでた。

大きな台でK点付近まで飛んだときは、独特の空中感覚がある。

いつものミディアムヒルなら終わるはずの空中が、さらにもう1段階続いていて、、

長い空中感覚を味わえる。空気に身体を委ねて、全身に風圧を感じながら、ゆーっくり降りていく感じ。

このあたりを味わうと、やっぱりジャンプは楽しいと、本当に実感がわいてくる。

ジャンプを始めた選手には、ぜひここまで体験してほしいと思う。

さらに、この世の中にはラージヒルというものがあって、、そこのK点フライトとなるとまた別格。

さらにさらに、フライングヒルは究極の醍醐味なんだろうけど、、それはまずラージヒルでHS越えてからかなと思う。笑

みんなで紅白戦で、ラージヒル団体とか出来たら良いな。

また、我らが東工大チームも、1年生にホネのありそうな選手が加わってた。森くん。

スキーを全く未経験な状態から、いきなりジャンプスキーを履いてのチャレンジ。

ランディングバーン滑りも、始めは間もなく転んでたけど、徐々に距離が伸びて、最終日には転ばずに滑りきったみたい。

今がたぶん、転んでばかりで1番つらい時期だと思うから、何とかそこを越えて、空中を楽しめる段階まで進んでほしいと思った。


●まるで自然な復帰
今回は、僕としてはケガからの復帰だった。

ただ、復帰といっても特別なことはしてなくて。

いつも通り、夏は会社員チームで一緒に合宿にいく流れがあって、清水さんのジャンプミニキャンプもあって、、

その流れに乗っているだけで、自然と復帰出来てしまった感じ。

だから、こういう環境に身を置けていること、すなわち、コーチたち仲間たちがいてくれて、嬉しいなと思いました。

Our Flight Never Ends.



●社会人チームユニフォーム。朝の戦隊ヒーローみたいに色違い。


●背中はひとりひとりオーダーメイド。飛型もフレーズも、それぞれ自分自身のもの。


●ビンディング職人の池口くん。新ブーツに合わせて調整&保護ストラップ付けてもらった。


●社会人チーム


●東工大チーム



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