この冬の最終戦です。
3月下旬なので、とても気温が高い。
雪が溶けて、アプローチのレールも崩れやすい状況。選手が滑るたびに、形が崩れてしまう。
決死の整備をしていただいて何とか飛べる条件だったけど、どうにも高温でやりようがない状況でした。
そんな状況を踏まえて、
試合はトライアルなしの本番2本となりました。
この大会は、昨年に続いて2回目の参加。
去年は13位。今年は10位。
ぎりぎり入賞でした。
<リザルト>
http://nsa.jpn.com/wp-content/uploads/2014/12/0f780de2d815b151390f025be113c99e9.pdf
●小学生の部
そして、同時開催の小学生の部。こっちの方が盛り上がった。笑
K10の特設ジャンプ台。飛距離判定は10cm刻み。
あの小さな身体で、これ以上ないくらい思い切り良く、ためらいなく、フルパワーテイクオフ。
K10というスケールをずっと超えた迫力があって、ギャラリーからは自然と拍手も湧く。
2本飛び終えた段階で、同点1位の選手が二人いたため、新潟ジャンプ部長(当日初めて知った、笑)清水久之さんの配慮で、急遽決勝ラウンドも開催。
優勝した選手は、転倒してしまっていたものの、飛距離で圧倒していた。転倒のペナルティ-50cmを差し引いても優勝だった。
それに転倒も、最後まで飛距離を伸ばそうと攻め続けた結果だった。彼のように、前のめりで転べる選手は上手くなると思う。すごいジャンプだった。
●10位まで入賞
そして、この入賞数の多さも妙高らしい。笑
入賞は6位までとしている大会が多いけれど、妙高の大会は10位まで。
ここには、推測だけど、おそらく、いやほぼ間違いなく、清水久之さんの思いが入っているんだと思った。
なるべく多くの選手に賞をとらせてあげたい、そして、自信や達成感に変えてほしい。入賞出来なかった選手も、10位までだったら、もしかしたら来年は手が届くかもしれないと、頑張るモチベーションにしてほしい。そういう思いの表れなんだと思う。
全日本A級大会に比べれば半額の参加費で、あれだけ数多く設定した入賞の盾や、全員配布の参加賞の準備など、運営面でもかなりの工夫をしていただいてるのは容易に推測出来る。
妙高に限らず、例えば例年10月の富山のオータム大会などでも同様の印象を受けた。このように、規模は小さくても、運営される方々の思いを感じる大会はたくさんある。友人ジャンパーたちに声をかけて、大勢で参加させてもらいたいと思う。
●ジャンプは良かった
さてさて、自分のジャンプですが、わりと良かったです。
<自分のジャンプ>
https://youtu.be/a90QDF5ujyI
先の宮様大会で見つけたヒントを、少し実践出来た気がします。船木さん、杉本コーチさまさまです。
テイクオフで、腰を前に進ませるテクニック。スキーと一緒に進む。
今は腰が後ろだから(ヒザが戻っている)、垂直に加圧するためには、腰を前に進ませないといけない。
宮様以降、飛べない分をイメトレで補ってみたけど、実際飛んでみても、良い傾向。
このまま続けていけばヒザ戻りは減るはずと思えた。
やっぱり、試したいことがあるとすごくいい。
FITで一緒にやらせてもらえるのは本当にありがたいなぁと思います。
船木さんや杉本さんが言うと、言葉自体は他の場所で聞いたことがあるものであっても、なんだろう、分かる、伝わるものがある。
微妙なニュアンスや、身振り手振りがそうさせているのかもしれない。
もちろんこの日の振り返りとして、修正が必要な場所は無数にある。
テイクオフは多少短かかったし、全体通してパワー重心が高い、まだ肩周りに力みがある、まだ腰や足裏にパワーを落とし切れていない。
でも、良い傾向。
まずは、今やるべき課題(Challenge)を抱えながら、夏に備えます。
開幕戦は5月、GW中の予定。
場所は新潟・小出(K50)。
去年の秋に初優勝した台だけど、そのとき以上に、内容の良いジャンプをしてきたい。
もうおっさんなので、ほっとくとバネは落ちるし、身体固くなるし、体幹も全然ないし。笑
来シーズンに向けては、人生初めて計画的に陸トレとかしようと思ってます。
それでは。

●写真①:小学生特設ジャンプ台(競技風景)

●写真②:久之さんwith愉快な仲間たち
●写真③:シーズンを終えたジャンプ台(妙高高原赤倉シャンツェ)
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