FIT SKI所属としてのデビュー戦が、ちょうど去年の塩沢でした。
今回の大会は、FIT、ハイテクSC、高翔会など、いつも一緒に行動させてもらってる選手たちが次々に良いジャンプを見せていました。風さえ平等なら、みんなやっぱりすごいんだと、あらためて思いました。
しかし、僕自身はというと、うーーーーーーん
試合、なかなか上手くいきませんね。
今回の自分の結果は60m。
2本目に進めませんでした。
妙高、塩沢と、自分で成功したと思えるジャンプが全然出来ずにいます。
もやもや。
●いいジャンプが出来ない
なかなか上手く飛べない原因はいくつもありますが、大きなところでは2つ。
①単純に下手、笑
②試合続きで、落ち着いた練習が出来ていない
①の方は、ちゃんとテーマを持って練習しているので、時間とともに向上していける実感があります。
よって、テコ入れすべきは②ですね。
●試合続きで練習出来ないモヤモヤ
実は、試合がある週と練習の週では、ジャンプを飛べる本数が大きく異なります。
<試合のときはほとんど飛べない>
試合がある週末は、ジャンプを飛べる本数が激減します。
公式練習2本、試合2or3本で、土日ずっとジャンプ台にいても4~5本程度しか飛べません。
妙高、塩沢など、毎週のように試合が続くときは、毎週末ジャンプ台に通い詰めても、ほとんど本数を飛べないことになります。
一方、土日フルに練習出来るときは、合計30本程度は飛べるので、かなり違いがあります。
練習の時は、何本か飛びながらいい形をつくれたり、習熟中のテクニックを徐々に定着させていけたりするのですが、 試合続きのときだとそれが難しい。
特に、今は定着させたいテクニックがあるので、すごく本数をこなしたい欲求が強いので、欲求不満です。はやくたくさん飛びたい。笑
<ブランクがあるとだめになる部分>
今の自分だと、試合続きのときは、1週間ぶりのジャンプで、感覚を取り戻す前に終わってしまいます。ブランクがあると苦しい部分は、以下の2つ。
(1)運動不足
平日は仕事をしながらで、たいてい運動不足な1週間を過ごしてたりするので、身体がストレッチ不足で固かったり、重たかったりして、アプローチも正確に組めない。身体のキレや体調、柔軟性の維持が大変です。
(2)アプローチ感覚
自分の場合は、なのですが、本数が浅いときに調整が必要になるのはアプローチの滑りの感覚。重心位置や、ポジションの微調整などをしないと、上手く滑れない。
本数が足りないと、アプローチのポジションや滑りを調整するので精一杯になってしまい、本当は試合で出したかった習熟中のテクニックを出せないまま終わってしまう。
もやもや。
●限られた本数で、しっかりと飛ぶには
公式練習よりも前の日にジャンプ台にいられればフリートレーニングできるけど、なかなか平日に会社は休めません。
現実的に出来ることと言えば、、平日の過ごし方を変えることしかなくて、出来ることは2つ。
(1)運動不足を解消する
(2)アプローチ感覚を疑似体験しておく
(1)は、とにかく時間をつくってジョギングしたり、ストレッチしたりするしかない。
(2)は、難しいけど、インラインスケートや、コンバインドの選手が使うローラースキーをつかって道路上で滑ることで、何とかならないかと思ってます。ということで、インラインスケートを注文してみた。届くの楽しみ。
<遊びの延長でトレーニング>
ジャンプなんて遊びみたいなものだから、、と全日本の横川コーチが冗談交じりに話してくれたけど、その通りな気がします。
インラインスケートで遊びながら、結果としてバランストレーニングや、滑りの足裏感覚が感じられればいいんだと思います。
●冬は飛べないのが当たり前になる
冬はジャンプ台整備に多大な人手と時間がかかる関係で、夏のようにひょいひょい飛びに行ける環境ではなくなります。本州には、白馬も含めて、冬の間で準備が出来ているジャンプ台なんてほとんどありません。
冬にジャンプ台が整備されるのは、試合があるときの、試合があるジャンプ台くらい。
よって、冬は練習自体が出来なくて、実質的に試合のときしか飛べない環境になり、本数不足になるのは目に見えています。
だからきっと、夏の試合続きのときのノウハウが活かせるはずで、なるべく身体を動かしたり、インラインスケートとか、アルペンスキーとか、ジャンプ台にいなくても出来ることをやっていき、何とかしたいな、と思います。
もっと遠くに飛びたいから、何とかする!

●西岡さんより(塩沢トライアルラウンド)

●佐藤さんより(塩沢1本目)
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