2013年8月11日日曜日

テクニックのポイント(アプローチ、テイクオフ)

ジャンプの各局面で、技術上のポイントなんじゃないかと感じたことをメモ書き。

■スタート
・本当にリラックスする。肩はだらんとしたまま。ゲートから、遠くの景色を眺めておく。

■アプローチ
・重心を母指球の上に。

スタート後、なるべく早く重心を母指球に乗せて、一度乗せたら永遠に動かさない。
重心の位置は、足裏感覚を研ぎ澄ませることでとらえられる。

つまり、スタート~アプローチ~テイクオフの間で考えるべきは、足裏感覚に集中して、重心を母指球に乗せ続けること。
もし迷ったら、ここに戻ればいい。


そして、アプローチでは絶対に動かないのが鉄則だ。
動くと重心は逃げるわバランスは崩すわ。良いことは何もない。
息を止めて、上体は下半身に載せるだけにして、微動だせずに滑るべき。


■テイクオフ
・重心の位置をめがけて、思い切り踏み込む

テイクオフでは、アプローチでとらえた重心の位置を思い切り踏み込む。
重心を感じている位置をめがけて、思い切り踏み込む。

これが、インパクトを当てるには最重要ポイントだと思う。


■空中
空中はだめだ、まだよくわからん。船木さんのジャンプ見てイメージつくらないと。

ただ、おぼろげに分かってきたことを以下にメモ。

・スキーや身体をブレさせないために
⇒テイクオフでしっかり踏みつけると良い。
テイクオフのとき、しっかりと脚のパワーで真下に踏みつけると、そこで出した脚のパワーが空中でも継続して、スキーのグリップが強くなる=スキーがブレなくなる=スキー、身体ともに空中安定する

・スキー操作
空中で前傾が深すぎると、スキー操作が難しくなる。空中分解に近い作用がある。
⇒テイクオフで潜らないよう、しっかりと真下に踏みつけて、ある程度の高さを得る。
方向は、真っ直ぐ前、なるべく遠くを狙う。


■今直したいこと
・今の自分の悪いクセは、テイクオフ直前に頭を下げてしまうこと。
⇒アプローチでは微動だにしない。背中の線を最後まで真っ直ぐにしたままテイクオフする。

今は、重心が前にあると踏み切りやすいので、頭と首を下げることで、重心を前に移動させてしまっている。しかし、この動きではヒザが戻る。パワーロスだ。頭は決して動かさないこと。


上記のように、おさえたいポイントはだんだんシンプルになってきた。

でも、
・やるべきことが実は少ないと気づいたのか、
・やるべきことは多いが、無意識で出来ることが増えたので、意識することが減ってきたのか
どちらかわからない。

だから、ジャンプを始めたばかりの選手がこれだけで良いかと言われると分からないけど、
少なくともここに書いた内容が出来てない場合、出来るようになると上達すると思う。
また、自分でも不調の原因が分からなくなったら、ここに戻ってくればいい。

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