これまでのジャンプ生活の思い出をいくつか挙げてみようと思う。
特に中高生の頃は、24hのうちのかなりの時間、ジャンプのことを考えていた気がする。
1.家の中トレーニング
これはわりと最近の話。2年くらい前のこと。
今思うとよくやるわと思うけど、部屋の中で全力テイクオフしてた。
固定カメラをムービーでセットして、スタートからテイクオフまでを実行。録画して動作チェックをしてた。
思い切りテイクオフできるようにフトンを重ねてクッションを十分につくっておいた。
スタート後のアプローチのセットアップの動作を確認したり、テイクオフの方向を様々に変えてみて高さやヒザの戻りがどう変わるかを試してた。
本当に全力で飛んでたので、下の階の人には申し訳ない。笑
最大限の配慮として、フトン厚めにひいて、なるべくやわらかく着地したつもり。
その他、いわゆる階段テレマークは基本中の基本。階段降りるとき、最後の数段を飛び降りて、着地はテレマークを入れる。
また、階段を登りながら重心位置チェック。重心が後ろに逃げない、かつ骨盤が丸くなっていない状態なら、ちゃんと階段登るときの足裏からの上昇力を骨盤に伝えられる。
デスク付近の人と話すときは、いわゆる不良座り。足首やわらかくなるように。立ち話するときは、片足ずつテイクオフの踏みつけ動作をしながら話してる。あと、会社のロッカールームはいつも人がいなかったので、一人でアプローチを組んでたこともあった。
要は、生活の中にジャンプ要素を入れることがポイントなのだ。
2.就職活動
これはちょっと昔の話。
就職活動のとき、当時一番行きたかった会社でもジャンプのことを話した。
当時はエンジニアとして、ソニーに行こうと思っていた。中学生頃から好きだった会社で、第一志望だった。そのエントリーシートでジャンプのことを書いた。
就職活動においては、多くの大学生が研究、サークル、アルバイト、留学、、といったことを話す中、スキージャンプはかなりチャレンジングなテーマだったと思う。でも、僕は第一志望の会社でそれをやってみた。
書いた理由は、まずは単純に、ずっと続けてきたスキージャンプの動作解析について、そこで発揮した分析力や行動力は研究開発分野にハマると思ったから。そして、かつて自由闊達と言われたソニーなら、他の学生が専門の研究成果や学会発表をアピールする中でも、ジャンプという一風変わったテーマに対しても、興味を持って受け入れてくれる土壌があるんじゃないかと思ったから。
結果、選考ではOKをもらった。「学生時代、夢中になって取り組んだこと」に、日常的にやっていたジャンプの動作解析のことを自分の言葉で書いた。
内容的には、ジャンプ競技は比較的単純動作のスポーツであるため科学の入り込める余地が大きく、何かしら科学的な解答を得られるのではないかと思ったこと。実際の解析の様子や、解析する材料集めであれこれと行動したこと、得られた結果等を書いた。
リクルーターも「またコアな、、笑」と言いながらも、ジャンプは純粋な物理学に近いところもあるのでと説明すると、うんうんと、しっかり聞いてくれた。
結局気が変わってソニーには入らなかったんだけど、、今も変わらず好きな会社。
ソニーは本当に大好きで、その気持ちはいわゆるソニー神話が残ってる皆さまと同じだと思う。
ソニー大好きだった中学生頃、父親が自宅付近の平安堂(長野ローカル書店だけど、そこそこの規模と思う)でこの本を買ってくれた。
・ソニー自叙伝 [単行本] ソニー広報センター (著) CD-ROM付き
中学生だったけど、一気に読んじゃった。ソニーが絶好調の頃の話。不景気の中、最高益を伸ばし続けてた。創業時からトランジスタラジオなどのヒット製品が続き、当時はFD Trinitron/WEGAとかPlay Stationが大ヒットしてた。
最近はXperia、Walkman、Cybershotと活気を取り戻しつつあるように思えていて、欲しい!と思う製品がようやく出始めてきた。WalkmanのS-master、BraviaのX-reality Pro、Cybershotのフルサイズ裏面照射CMOSセンサ。ようやく復活の兆しが出てきた。嬉しい。
ものすごく脱線したけど、次、2/2はいよいよ本題のジャンプ。
0 件のコメント:
コメントを投稿