2013年11月30日土曜日

2013夏の転機(FIT SKI入部)

●FIT SKI
この夏の一大イベントとして、
所属が決まったことについても書いておきたいと思います。

2013の夏から、船木さん率いるFIT SKIに所属が決まりました。

●大会へのエントリが可能に
おかげで、試合に出場出来るようになりました。(所属チームがあることが、試合エントリーに必要)

これまではずっとテストジャンパーしていましたが、やっぱり、選手として出たかった。
緊張感ある中で飛んでみたかった。公式リザルトとしてジャンプが記録される環境で飛んでみたかった。

結果、夏だけで4試合に出場することが出来た。
・塩沢8/26
・妙高9/1
・鹿角10/26
・飯山11/10

また、試合に出場出来たことで、トップ選手のアップの仕方、どの時間帯でどんな準備をしているかなどもを観察できた。

成果としては、岡部さんのストレッチを観察して、2つほどやり方を習得した。笑

もちろん、FIT入部にあたっては、あの船木さんのチームなので、ほんとにいいのかな、、と思ったりもした。

船木さんといえば、僕にとって子供の頃から憧れ続けた、TVの中のヒーローだ。
同じチームと言われても、未だに現実感がなかったりする。

それでも、自分の中で決め手になったのは2つ。
①大会に出たかった
②技術的にも、ノーマルヒル以上を安定的に飛べる確信が持てた(ノーマルヒル以上なら試合がある)

この所属に関しては、ジャンプを始めた頃を考えると、思えば遠くにきた、、と自分でも思う。
中学生の自分に見せたら、さすがに驚くだろうなと思う。

でも、ベストな環境をもらえたことは間違いがないので、
より遠くに飛ぶために、作戦を立てたり、身体を動かしたり、するだけだ。

●ありがたかったこと
また、試合に出て感じたのが、FITファンの皆さまの温かさだ。

FIT meetingでお会いした皆さま。試合会場でも、暖かく応援していただけた。
自分が話した目標(テレマーク入れる!)を覚えてくださっていた方もいて。
試合会場でお会いできて嬉しかったし、ありがたい。

妙高でも着陸後に声かけてもらったり、飯山の大会でもお会いできた方もいた。

選手によっては「集中したいから」などあるかもしれないけど、僕は声かけていただけると確実に嬉しい。
声かけてもらえると、ぐっと身体の内側から、炎が燃え上がってくる感じだ。

「ファンの声援は力になる」というようなことを良くスポーツ選手が言っているけど、少し実感をもって分かる気がした。
もちろん自分にはファンの方なんていないけど、FITファンの方々のおかげで、その気持ちを味あわせてもらった気がする。

それにしても、船木さんはじめ、FITチームの関連の方々もそう、僕みたいなよく分かんないジャンパーのために、手間暇かけて、気にかけてくれて、選手登録してもらったりとか、いろいろな行動まで起こしてくれる。本当にありがたい。

こういう、損得のない人の行動に感動する。
恩人、どの世界にもいるものだな。。

●もっと遠くへ
もう、今シーズンはスキージャンパーとして突き進もう。
上手くなって何になるの?の問いはあるかもしれないけど、何を言われても揺るがない。

もっと飛びたい。今シーズン、ノーマルヒルでもK点を越えたい。

もちろん、選手としての限界はあるわけだ。
ワールドカップとか日本代表とか、そういうレベルを目指すバックグラウンドでも年齢でもない。
だから、上手くなって何になるの?とは思うけど、上手くなりたい。笑

ジャンプは子供の頃からやってないとだめ、危険だ、素人に出来るようなものじゃない、等々、
そんな話がいろいろあるかもしれないけど、全部他人事に思えてた。

僕自身としては、もっと遠くに飛びたい、飛べるはずだと思って過ごしてきた。

練習したり、動画解析したり、次の合宿で試したいことをまとめたりするうちに、初めてミディアムヒルを飛べるようになり、ノーマルヒルも飛べるようになり、いろんなところに行った。妙高、宮の森、塩沢、白馬。そして、今年はラージヒルも飛べた。FITにも参加出来た。

初めから今みたいな環境を思い浮かべてたわけではなくて、もっと遠くにと思いながら、本当に1つ1つ進んで来ている感じ。だから、これからも次ステップに進んでいけると思う。


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