冬合宿１（12/27-28 下川町）

この冬は、２年振りに雪上でジャンプを飛んでいる。
昨年末から北海道にきていて、今日で前半（士別市朝日町、下川町、名寄）が終了した。この後札幌に移動して、宮の森で雪印杯のトレーニング。

合宿前半のまとめをしておきます。

現在は、夏に飛んでいたジャンプと同レベルのジャンプは出来ている。
でも、このまま飛んでいてもカベは見えているので、アプローチと、そこからつながるテイクオフで、どちらも大きなチェンジが必要と実感しているところ。

■12/27(FRI)
朝4:30起きからの飛行機(JAL)で旭川空港着、レンタカーで朝日町の合宿センタへ。


写真：旭川空港に着陸

PMは下川町に移動して3本だけジャンプ。K40で。
この日は雪が重たくて詰まったけれど、感覚はまずまずだった。
アプローチの感覚は良かった。上半身に力が抜けて、滑りはスキーと一体化して、身体がスキーの真上に乗れている感じがあった。ビデオで見てもいつもの自分のポジションだった。


写真：冬初日のアプローチ at 下川町K40

■12/28(SAT)
AMは下川で大会。
朝日町の合宿センタから下川町へは、クルマで約40分。
結果は６位。初トロフィー。


写真：トロフィー

下川町のK65を飛んだのは人生初めてだったけど、特に変わった印象もなし。
試合ではまだジャンプが安定しなかった。１本目はテレマークが入らず、２本めはタイミングの踏み外し。ベスト２本揃えれば、４位までは狙えたかな。

お昼はお気に入りのアポロ。パスタおいしい。



写真：アポロのメニューとナポリタン

この他には、近くのお店で売ってる雪降りプリンも好き。


PMは下川でフリートレーニング
すごくいい練習が出来た。
内藤コーチと、石川県連のコーチ（コシハラ先生）に見てもらった。

指摘してもらったポイントがとても実感がわくところで、納得感がすごくあった。

・アプローチで背中丸い
助走路姿勢をとったときに背中（腰付近）が丸いと、足で踏み込んだ上昇力が腰で変に吸収されて（逃げて）しまうので、ロスになる。つまり、足で100の上昇力を出したとしても、身体は30くらいしか持ち上がらないような状況になってしまう。この場合、70をロスしていることになる。足で100の力を出したなら、そのまま100の力で身体を持ち上げたい。

⇒直したら足の力が効いて、身体が前に押し出されていくようになった。
スタート時に、骨盤を使って腰を丁寧に折りたたむのは基本なんだけど、おろそかになっていたので、改めて必要だと体感できた。
気を抜くとR通過でまた背中丸くなるから、最後までキープする。最後までキープすると、テイクオフ前の一瞬の準備動作（潜りこみ）も少なくなり、タイミングの遅れも減った。
背中丸くしない、骨盤しっかり返す。これがこの日の収穫。この合宿全体の収穫とも言えるかもしれない。


その２に続く。