2012年8月1日水曜日

復調の手応え! 7/28(妙高)、7/29(飯山)

【復調の手応え】
徐々に良くなってきた。
先週末は、ミディアムヒルで1本、 空中が長く感じられたフライトがあった。(P点フライト)

見てもらったコーチたちには感謝。
ジャンパー仲間との会話からもヒントがあった。

実際、この日の飯山、スモールヒル1本目は怖かった。
スタート台付近で順番待ちしていても、安定飛行できるイメージが持てなかった。

子供たちが26m、27mあたりまで飛んでるのを見て、「すごいな」と思った。
数週間前まで、自分がK点(=30m)前後まで飛んでいたことを信じられなかった。

この日1本目は23m?全くジャンプと呼べないような1本だった。
最終的には27mあたりまで戻っただろうか。
でも、まだベストの3~4割の感触だ。


【好調時とのGAP】
今は全然飛べていないけど、原因は感じられてきた。
テクニック的なポイントは、目線と、テイクオフのタイミングだ。

この2つが直接的原因に思える。

1⃣目線
好調時からだいぶ狂ってしまっていて、今は近くを見すぎている。
これではアプローチでの重心が後ろになり、当然テイクオフでも前に出て行けない。

2⃣テイクオフのタイミング
靴10足分くらい遅れてるんじゃないか。遅れというよりは踏み外しだ。
良いときは脚でグイッとカンテを踏みつけている感覚が残るけど、今は全く感じられない。空中を蹴ってるからだ。
もともとタイミング遅れるクセがあったけど、今はそれが異常に拡大されてしまっている感じだ。
テイクオフ後に板が下がるのは転倒を思い出させてイヤなので、どこかでタイミングが早くなることを避けているのが現状だ。


【テクニック的なポイント】
以下は、先週ポイントと感じたことのまとめ。
わりと収穫多かったと思う。来週は飛べそうな気がする。


【アプローチ】
・目線の位置
 →アプローチでは、スキーのトップから先2mくらいを見るようにする。

・組むときに、腰を後ろに動かさないのがポイント。
 →決して重心を後ろに動かさない。

・スタート時の顔の向きを、ある程度前向きにしておくと、骨盤を返しやすい。重心を前めというか、正しい位置に置きやすい。目線も遠くにセット出来る。
 →組むときにアゴを引きすぎないのがポイント。

・ヒザの角度をグッと入れると、滑りの安定性もテイクオフでのパワーの出しやすさも、格段に向上する。
 →足首関節の柔軟性がポイント。

・重心の位置は、手を指先までまっすぐ後ろに伸ばして、腕が上下しないポジションに乗る。

そういえば、今日はアプローチは良かった。
しっかり安定して組めていたし、乗れていた。


【テイクオフ】
・とりたい空中の飛型をイメージする。

・岡部さんのシミュレーションをイメージする。
 →岡部さんのシミュレーションが本当にきれいなので、もう一度研究して参考にする。背中の線が一切乱れず、きれいに地面を踏みつけている。さすが世界一。

・タイミングが恐ろしく遅い。
 →Rで力をためておいて、Tで覚悟を決める、カンテで出力。
 →「動こう!」と頭で思ってから実際の動作が起こるまでは、若干のタイムラグがあることを覚えておく。
 →アプローチを滑っているかなり早い段階から、テイクオフの準備を始めることが必要。

また、アプローチのスタートからテイクオフまで、一貫して「ペンダント理論」は有効。


【空中】
・遠くを見ながら、ギリギリまで前傾と飛型をキープして、テレマークを入れる。

・脚がユルいので、テイクオフで出した脚のパワーを継続することが必須。

・腰を折らない。船木さんも岡部さんのシミュレーションを見ると、全然折っていない。
→シミュレーション時から、身体を伸ばしきるイメージに変える。

・もともと出来てなかったことだけど、空中でも目線を遠くにしたい。ヒルサイズあたりを見てればいいだろうか。


あとは、ジャンプを始めた1番最初のときから見てくださっているコーチからの一言。
「やっぱまだ怖いですか?」「はい」
「だいぶ緊張して見えるので、リラックスして。もっと大きなイメージで。動きを大きく」

文字にすると何気ない会話かもしれないけど、現地であれこれ考えながらトレーニングしてる最中に言ってもらえると、
ふと我に返れる瞬間になる。

8月には宮の森ノーマルヒルを飛びたい。ノーマルヒルは妙高に続いて2箇所目だ。
そのためにはテクニックを安定させることが必要だ。
でも、ここに書いたことが出来れば、復調できるし、さらに元より良くなれるんじゃないかと思う。

次のトレーニングは今週末。妙高赤倉。


*7/1のジャンプトレーニングの模様[YouTube]

0 件のコメント:

コメントを投稿