●国体前、白馬へ
どうやら富山国体は開催される見込みとなり、練習に行ってきました。
鹿角での予選後、本番までに1回は行っておきたかった。
ただ、飛んでみて、、全然だめだった。笑
予選のときの感じからすると、もうちょっといけるかなと思ったけど、全然だめ。笑
どうしよう。笑
テイクオフ後、空中姿勢に入れない。前傾がかからない。
全く飛距離は伸びないし、、
今回はゆっくり書いてる時間もないので、メモ書きで。
結論的には、肩の力みを何とかすれば、何とかなるかもしれない。
●今の空中感覚と、肩の力み
白馬で飛んでみて、空中でスキーに対して異物感がある、と気づいた。
良いときはスキーと身体が調和して、一枚翼になって降下していく感じだけど、今は身体とスキーが別物みたいだ。
一体になれない、馴染んでこない。
スキーと身体は一緒に進むべき
船木さんが良く言われてた
スキーと一緒に進む
前傾が深まりそうになると、上半身が反り気味になり、空中後半で苦しくなり、手を回して降りる。
こうして身体が反ってしまうのは、上半身に力が入っていることの証拠。
●(1)肩の力み—>上半身の反り
昔のTV中継での八木さんの解説なのだけど、
1999-2000、あと1998-1999の悪いときの船木さんに対して、
上半身に力入っているように見える。だから上半身が反ってくる、とコメントされていた。
上半身が反ってくると、それ以上前傾を深められない。身体もスキーも起きてきて、ためがなくなり、空中で苦しくなる。
肩の力み—>上半身の反り-->身体が起きる、前傾がかからない
きっと今の僕も、過度に上半身の力が入っているのは間違いない。
良いときの映像や感覚と比べても、明らかに肩が力んでいる確信がある。
●(2)肩の力み—>テイクオフも崩れる
白馬では、テイクオフもちょっと狂っていた。
今思うと、これも肩をはじめとした、上半身の力みが原因だったと思う。
いつもの上半身を使わない踏み切りだと、お腹が前に出てしまった。
かといって真下に踏み込むと、上半身ごと直立してしまう。まるで打ち上げ花火。
どうしたものかと思った。どう直したら良いか、ジャンプ台では直すイメージが浮かばなかった。
いずれもいつもの動きじゃない。
肩の力みは、テイクオフも狂わす。
今思うと、これも肩をはじめとした、上半身の力みが原因だったと思う。
いつもの上半身を使わない踏み切りだと、お腹が前に出てしまった。
かといって真下に踏み込むと、上半身ごと直立してしまう。まるで打ち上げ花火。
どうしたものかと思った。どう直したら良いか、ジャンプ台では直すイメージが浮かばなかった。
いずれもいつもの動きじゃない。
肩の力みは、テイクオフも狂わす。
●上半身は、結果として起きない
”テイクオフで上半身を起こさない”のは、正確な感覚としては、
・起こさないように制御する、ではなくて
・力を入れていない、だから、結果として動かないだけ
が、僕のいつもの動き方だったはず。
白馬では、肩を中心とした上半身の力みによって、これが出来なくなっていたと思う。
<思いつく理由、力みの理由>
・でかいノーマルヒルだった緊張
(夏は小さい台しか飛んでなかった。そもそもケガ後の2年間くらい、ほとんどK90飛んでない)
・足がつかないスタートゲート。不安定で苦手、だから反応として肩が力む
(人は不安定なところだと、肩に力が入る)
●前傾するには、肩の力を抜く
これまでは”空中に不安があるから、前傾出来ない”と分析していた。それは正しいと思う。
そこからもう一歩分かってきて、
空中での不安によって、
上半身に力みが出て、(1)上半身が反ることで and (2)テイクオフが前方向or上向きになることで、前傾が出来ない。
1段階、具体的になったと思う。
前傾にはもちろん他の要因もあるけど(スキーをグリップしてる足裏感覚が十分にあること、など)、肩の力みによる影響は大きい。
なんとかなるだろうか。
力みは、不安に対する生理的な反応として出るものだから、ある意味どうにもならない(アンコントローラブル)
ただ一方で、どうにかなる気もしている。
漠然と、ロングフライトを繰り返す、と思ってたけれど、意図的にやれることはあるはず。
・脚だけに力を集める
・肩の力を意図的に抜く
富山の現地情報では、雪は積もったものの、その後の高温と雨で、練習出来る環境ではない。ジャンプ台もクローズが続く。
ぶっつけ本番になるかもだけど、出来る限り、イメトレして臨む。
●その他、ビデオを見ていて気づいたところ
<ToDo>
・テイクオフで、手を下げる(久之さんアドバイス)
—>丸みをつくれる。空気をため込む形をつくりやすい。上半身が反ると前傾はかからないけど、その逆の形をつくりやすい。
もう時間も限られているので、テイクオフの詳細はほっといて、手だけ下げる。これだけ、こだわる。
・スタートでは、ハム(太ももの裏)の張りだけ確認して組み始める。
—>こうすることで、骨の上に乗れる。後ろ重心になりづらい。
今回はちょっと、腰が丸くて、太ももに乗ってしまっていた。
<まとめ>
★肩の力を抜く(スタートゲート、スタート動作、滑り、テイクオフ、空中の全局面で)
-スタートゲートに座ったとき、意図的に肩を脱力させる
・ハムの張りだけを意識したスタート
・テイクオフでは、手を下げる
・空中は脚だけにパワーを集める(肩からは抜く)
●熱意
最後に、今回は土日の2daysで、村田さんと東大チームと一緒だったけど、2日目は東京から内藤さんがいらしていた。東大チームを見に。
東大チームにきいたら、いつも交通費も何も無しで、見に来てくれるらしい。
正直、驚いた。すごいと思った。
東京からだと、日帰りで丸一日の時間を使うし、クルマ往復で¥10000(ガス+高速)くらいかかると思う。
さらに一人で往復合計8時間以上を運転しなきゃいけない疲れもあるし。。
ちょっと考えられない。
僕だったら、今世界ランク1位のStefan Kraftに頼まれても、東京からは駆け付けないかもしれない(推しのJuliane Seyfarthだったら迷わず行くけど。笑)
それだけ内藤さんの、東大チーム、それからジャンプへの熱意は、本当に強いのだと思った。
僕にとっても、たくさんの恩人たちがいるけれど、、
いつもお世話になっている久之さん、船木さん、杉本さん。
妙高の管理人だった佐藤さん、いつもジャンプ台を遅くまで開けてもらった。
飯山の小池コーチ、この人のおかげで、僕はジャンプを始めることが出来た。
あと、いつも応援してもらえるジャンプファンの方々、西岡さん、森さん。
あと、いつも応援してもらえるジャンプファンの方々、西岡さん、森さん。
内藤さんみたいに、こうして利益度外視で、行動を起こしてくれる人、さらにそれを続けている人って、ただただすごいなと思うし、見ていて心は動く。
●白馬はそこそこ積もってた
●映画撮影で、掲示は1998年に戻ってた
●これを何とかしたいのです(Feb.2020 / Nov.2017)



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