●テストジャンパー
表題の大会で、テストジャンパーとして参加してきました。
もちろん選手として試合に出たかったけど、今は出場資格がない。
でも、テストジャンパーも積極的にやりたかった。理由は2つ。
①飯山ジャンプ関係者への恩返し
大会関係者の方から、テストジャンパーがいなくて困っているという話をきいた。
ジャンプを始めた頃からお世話になっている飯山が困っているのであれば、、手助けしないわけにはいかない!
ということで、後輩1年生ジャンパーを1人加えて、2人でテストジャンパーとしてエントリー。
当日のテストジャンプは、スモールヒルでは僕ら2人だけ。僕らがいなかったら、誰もいなかった?
少しは飯山市や大会運営のお役に立てたかなと思う。
②思い入れがあった
2年前、ジャンプを始めて最初のイベントが、本大会のテストジャンパーだった。
だから、2年前と同じ境遇に自分を置いて、あのときの心境と比較してみたかった。
あの頃は、時期的には、ジャンプを始めてちょうど1ヵ月程度のとき。
飛距離以前に、「ちゃんと立てるかな」、その不安すら払拭出来ずにいた。
子供たちからも「転ばないでくださいね!」と言われてた、笑
でも今は違った。
K点を越えられる自信があった。
N藤コーチから「思いっ切り踏み切っちゃだめだ!」と言われるほど。
子供たちからは「K点飛んじゃってください!」と言われるようになっていた。
そして子供達の親御さんとも2年越しの付き合いになり、ジャンプ台で会うたびに暖かい言葉で迎えてくれる。
今回も応援していただいて、勇気づけられた。
●テストジャンプの映像
2年前の同じ大会で、初めてテストジャンプをしたときの映像。あの頃はこんなだった。
・2010 11/6
http://www.youtube.com/watch?v=NmdXw_h2_v8
・今年のジャンプ。ヨコから。
http://youtu.be/V6L4FuprcUI
・同じジャンプをテイクオフ中心のアングルで。
http://youtu.be/HbNJrNuGcEk
今年は、狙っていた通り、K点越えの31.5mまで伸ばしてこれた。(HSも超えてた!)
2年間の進歩を素直に喜びたい。
技術的には、重心の位置のことだけ考えていた。
アプローチで重心の位置を動かさない。さらにテイクオフ中もその後の空中も、ずっと重心の位置を変えない意識を持ち続ける必要がある。
アプローチだけで途切れちゃだめだ。
足裏感覚は、ずっと研ぎ澄ませていることが必要だ。
■大会の様子
大会の試合展開を少し書いておくと、
全日本のエース級、竹内択選手もエントリしていて、順当に優勝。
さすが、圧巻のジャンプをしていた。
ヒザが全く戻らない。飛び出した瞬間から、数段上の高さを誇っていた。空中もスキーが全くブレない。
同じジャンパーだからこそ、他人のジャンプを見る観点が変わってくる。
世界の一線級の凄さが分かった。
自分も含め、同じゲートから飛んだ大学の後輩ジャンパーたちも良い刺激になっていたと思う。
これで今シーズンが終わっちゃったのはさみしいな。
冬飛べないので、夏の終わりがシーズンの終わり。
しばらくはフィジカルとイメトレと、来年の計画を立てよう。
あとは後輩ジャンパーのバックアップだ。
2012年11月14日水曜日
2012年11月3日土曜日
10月の練習記録
[Youtube]ski-jumping training 2012_1013 K30
まず、トレーニング風景から。
久々に練習記録UP。
サマーシーズンも終盤です。
僕は今年は冬は飛べないので、夏の終わりをもって、今シーズンのトレーニングは終了です。
先週、先々週あたりの近況を書きます。
【まとめ】
とりあえず、飛距離もだいぶ戻ってきた。
飯山スモールヒルでK点、赤倉ミディアムで50mオーバー。
やっぱり飛べると気持ちが良くて、良い感覚が戻ってくる。
特に空中感覚が良くなるので、テイクオフから良いイメージを持って、スムーズに空中に接続できる気がする。
【良かったこと】
■アプローチでの重心のとらえ方
スタート方法を変えてみたことがきっかけで、ジャンプが良くなってきた。
*バーを使って、反動をつけてスタート(ムービー参照)
これによって、乗るべき重心をとらえられるようになってきている。
ポイントは、
・スキーの「ここなら、踏んでも横ズレしない、確実に奥に踏みつけられる」という場所を意識すること
・足の裏の感覚に神経を集中させて、上記ポイントをとらえること
今回の一番の収穫は間違いなくここ。
スキーと自分の身体をひとまとめの系としてとらえて、重心の真上に乗ることで、ようやくトータルバランスがとれた滑りが出来る気がする。
【課題】
そうはいっても、今は、スキー+身体系の重心を、毎回確実にとらえられている訳じゃない。
ものすごく強いGを感じられたのは、先週は2本だけだった。
だから、テイクオフ~空中への流れにおいて、いつしか、重心が後ろに逃げている。
アプローチで生じたわずかなズレが、テイクオフの動作中に拡大して、空中では完全に後ろにいってしまっている。
空中では、紙飛行機の後ろに重りがついてしまっているような状況だ。だから空中で苦しくなって、上半身に力が入ってしまっている。
いわゆるペンダント理論に反している。
でも、上手くいかない回でも、「今後ろに乗っているな」というのが明確に自覚できるようになった。
スタート方法やヒザ角度など、さらに洗練させて、必ずスキーの真芯とらえられるようになりたい。
アプローチ、テイクオフ、空中から着地まで。いつでも重心の位置が変わらないのが理想型。
そのためには、重心を常に足の裏でとらえ続ける必要がある。重心の位置だけは、決してブレさせずに死守しなくてはならない。
その他、ビデオで気付いた修正点:
■アプローチ
・スタートの瞬間、バーを使って腰を後ろに引きすぎだ。引かない。足より前にする。
・ヒザの角度が不十分だ。もっとイケるはず。
・アプローチでX脚になってる。だからロックがかかってしまい、それ以上重心を落とせない。ストレート、もしくは若干開き気味でも良い、どっしり組もう。
・アプローチで、左側に重心が寄りがちになる。右肩が高い。肩と骨盤の間、まっすぐじゃなくてねじれてるような感じだ
■テイクオフ
・テイクオフの瞬間、足が左右比対称だ。右足首が堅いんだよね。合わせよう。物理的な柔軟と、心がけとして両足一緒にという意識を持つ。
・テイクオフのタイミング。だいぶマシになったけど、だいぶ遅れてる。1m~2m。
明日は。
今は、ようやく調子は戻りつつあるけれど、
空中スピードがまだ上がってこない。テイクオフで加速出来ていない。
腰をどーーーんと押し出して出て行きたい。
とりあえず、明日はカンテをぶっ壊すくらいの勢いで、スキーを真下に、奥に踏みつけてやろう。
まず、トレーニング風景から。
久々に練習記録UP。
サマーシーズンも終盤です。
僕は今年は冬は飛べないので、夏の終わりをもって、今シーズンのトレーニングは終了です。
先週、先々週あたりの近況を書きます。
【まとめ】
とりあえず、飛距離もだいぶ戻ってきた。
飯山スモールヒルでK点、赤倉ミディアムで50mオーバー。
やっぱり飛べると気持ちが良くて、良い感覚が戻ってくる。
特に空中感覚が良くなるので、テイクオフから良いイメージを持って、スムーズに空中に接続できる気がする。
【良かったこと】
■アプローチでの重心のとらえ方
スタート方法を変えてみたことがきっかけで、ジャンプが良くなってきた。
*バーを使って、反動をつけてスタート(ムービー参照)
これによって、乗るべき重心をとらえられるようになってきている。
ポイントは、
・スキーの「ここなら、踏んでも横ズレしない、確実に奥に踏みつけられる」という場所を意識すること
・足の裏の感覚に神経を集中させて、上記ポイントをとらえること
今回の一番の収穫は間違いなくここ。
スキーと自分の身体をひとまとめの系としてとらえて、重心の真上に乗ることで、ようやくトータルバランスがとれた滑りが出来る気がする。
【課題】
そうはいっても、今は、スキー+身体系の重心を、毎回確実にとらえられている訳じゃない。
ものすごく強いGを感じられたのは、先週は2本だけだった。
だから、テイクオフ~空中への流れにおいて、いつしか、重心が後ろに逃げている。
アプローチで生じたわずかなズレが、テイクオフの動作中に拡大して、空中では完全に後ろにいってしまっている。
空中では、紙飛行機の後ろに重りがついてしまっているような状況だ。だから空中で苦しくなって、上半身に力が入ってしまっている。
いわゆるペンダント理論に反している。
でも、上手くいかない回でも、「今後ろに乗っているな」というのが明確に自覚できるようになった。
スタート方法やヒザ角度など、さらに洗練させて、必ずスキーの真芯とらえられるようになりたい。
アプローチ、テイクオフ、空中から着地まで。いつでも重心の位置が変わらないのが理想型。
そのためには、重心を常に足の裏でとらえ続ける必要がある。重心の位置だけは、決してブレさせずに死守しなくてはならない。
その他、ビデオで気付いた修正点:
■アプローチ
・スタートの瞬間、バーを使って腰を後ろに引きすぎだ。引かない。足より前にする。
・ヒザの角度が不十分だ。もっとイケるはず。
・アプローチでX脚になってる。だからロックがかかってしまい、それ以上重心を落とせない。ストレート、もしくは若干開き気味でも良い、どっしり組もう。
・アプローチで、左側に重心が寄りがちになる。右肩が高い。肩と骨盤の間、まっすぐじゃなくてねじれてるような感じだ
■テイクオフ
・テイクオフの瞬間、足が左右比対称だ。右足首が堅いんだよね。合わせよう。物理的な柔軟と、心がけとして両足一緒にという意識を持つ。
・テイクオフのタイミング。だいぶマシになったけど、だいぶ遅れてる。1m~2m。
明日は。
今は、ようやく調子は戻りつつあるけれど、
空中スピードがまだ上がってこない。テイクオフで加速出来ていない。
腰をどーーーんと押し出して出て行きたい。
とりあえず、明日はカンテをぶっ壊すくらいの勢いで、スキーを真下に、奥に踏みつけてやろう。
2012年10月9日火曜日
2戦目 - 新潟小出シャンツェ 2012/10/7
●大会参加記録
ちょうど1ヵ月前の大会のときのことを書きます。
新潟での大会で、自分にとっては2戦目。
結果は4位。
テレマークが効いた。飛型点が高かった。
この新潟・小出の大会は、正式な所属がなくても出場できる貴重な大会。
しかし、ジャンプ内容は良くなかったなぁ。
あまりに状態がひどいので、1ヵ月間ジャンプを休んで、
そこからの復帰戦だった。
不安要素はたくさんあったけど、結果として、出場してみると、行動を起こして良かったと思う。
ゼッケンをつけて、自分の名前がコールされる経験も、そこで再会したジャンプ仲間もいいやつだった。
出て良かった。
出るか出ないかとか、今回みたいに迷ったら、やっぱり動く方を選ぼうと思った。
基本的にはラクな方に判断を倒そうとするけど、そこはもう一度踏み込んで持ちこたえる。
以下、そのときのツイートより。
-------------------------------------------------------
久々にジャンプ台に向かうなう。
今日は細かいことは考えない。大きなストロークで飛ぶ。ただそれだけ。
課題いくつか。
1.アプローチで、身体が後ろに残ったまま組んでる。→岡部さんみたいに丁寧に組む。
2.アプローチで、ヒザを早く入れて、完成を早くする=ヒザ角度を早くつくったら、そのまま動かない。
3.アプローチ~テイクオフにかけて、飛び出したい方向=マキシマムが遠くなる方向を、ぼんやりと見る。
4.すごく上体始動だ。肩から動き始めてしまっている。→上半身はアプローチでつくった姿勢のまま。重心の位置を最後までキープし続ける。
5.脱力してアプローチを組む。脱力したらすごくGを感じた。
それにしても、運動不足が圧倒的だ。
5分走っただけで息が上がる。ダッシュをすることすら出来ない。身体が重過ぎて。ジャンプも1日飛んだだけで筋肉痛。ひどいなもう。
今の自分にどれだけのチャンスがあるだろう。
フィジカルが終わっていながら、今週は飲みだらけだった。。
全く運動もストレッチもしてない、、からの羽田から直行で半徹夜ドライブからのジャンプトレーニング。
ちょうど1ヵ月前の大会のときのことを書きます。
新潟での大会で、自分にとっては2戦目。
結果は4位。
テレマークが効いた。飛型点が高かった。
この新潟・小出の大会は、正式な所属がなくても出場できる貴重な大会。
しかし、ジャンプ内容は良くなかったなぁ。
あまりに状態がひどいので、1ヵ月間ジャンプを休んで、
そこからの復帰戦だった。
不安要素はたくさんあったけど、結果として、出場してみると、行動を起こして良かったと思う。
ゼッケンをつけて、自分の名前がコールされる経験も、そこで再会したジャンプ仲間もいいやつだった。
出て良かった。
出るか出ないかとか、今回みたいに迷ったら、やっぱり動く方を選ぼうと思った。
基本的にはラクな方に判断を倒そうとするけど、そこはもう一度踏み込んで持ちこたえる。
以下、そのときのツイートより。
-------------------------------------------------------
久々にジャンプ台に向かうなう。
今日は細かいことは考えない。大きなストロークで飛ぶ。ただそれだけ。
課題いくつか。
1.アプローチで、身体が後ろに残ったまま組んでる。→岡部さんみたいに丁寧に組む。
2.アプローチで、ヒザを早く入れて、完成を早くする=ヒザ角度を早くつくったら、そのまま動かない。
3.アプローチ~テイクオフにかけて、飛び出したい方向=マキシマムが遠くなる方向を、ぼんやりと見る。
4.すごく上体始動だ。肩から動き始めてしまっている。→上半身はアプローチでつくった姿勢のまま。重心の位置を最後までキープし続ける。
5.脱力してアプローチを組む。脱力したらすごくGを感じた。
それにしても、運動不足が圧倒的だ。
5分走っただけで息が上がる。ダッシュをすることすら出来ない。身体が重過ぎて。ジャンプも1日飛んだだけで筋肉痛。ひどいなもう。
今の自分にどれだけのチャンスがあるだろう。
フィジカルが終わっていながら、今週は飲みだらけだった。。
全く運動もストレッチもしてない、、からの羽田から直行で半徹夜ドライブからのジャンプトレーニング。
2012年8月27日月曜日
北海道合宿を終えて。
東京で一段落してます。
今回の合宿のスケジュールをざっとまとめるとこんな感じ。
8/11-13 妙高赤倉
8/14 終日フェリー(新潟港→小樽港)
8/15 AM/PM 荒井山(札幌)
8/16 AM 荒井山 PMオフ
8/17 AM/PM 荒井山
8/18 AM 余市 PM 荒井山
8/19 AM/PM 宮の森
8/20 AM オフ(at下川町) PM 朝日町
8/21 AM 荒井山 PM 飛行機(札幌→TOKYO)
この合宿のハイライトは、やっぱり8/19の宮の森ノーマルヒル。
歴史あるオリンピックジャンプ台。テレビで見続けてきた世界。
このジャンプ台を飛びたくて、北海道に行ったとも言える。
飛べる機会を持てたのは、声をかけてくださったコーチがいらっしゃったからであり、非常に感謝してます。
次回ここに戻ってくるときは、ジャンプ内容を高めて、長い空中を楽しみたい。

【写真1⃣】宮の森のアプローチ
長い!助走速度は80km/hを超える。

【写真2⃣】テイクオフ直後
今は飛行効率は決して良くない。でも、脚の付け根から足首まで力を込めて、強い風圧の中でもスキーをグリップし続けた。
今回の合宿のスケジュールをざっとまとめるとこんな感じ。
8/11-13 妙高赤倉
8/14 終日フェリー(新潟港→小樽港)
8/15 AM/PM 荒井山(札幌)
8/16 AM 荒井山 PMオフ
8/17 AM/PM 荒井山
8/18 AM 余市 PM 荒井山
8/19 AM/PM 宮の森
8/20 AM オフ(at下川町) PM 朝日町
8/21 AM 荒井山 PM 飛行機(札幌→TOKYO)
この合宿のハイライトは、やっぱり8/19の宮の森ノーマルヒル。
歴史あるオリンピックジャンプ台。テレビで見続けてきた世界。
このジャンプ台を飛びたくて、北海道に行ったとも言える。
飛べる機会を持てたのは、声をかけてくださったコーチがいらっしゃったからであり、非常に感謝してます。
次回ここに戻ってくるときは、ジャンプ内容を高めて、長い空中を楽しみたい。

【写真1⃣】宮の森のアプローチ
長い!助走速度は80km/hを超える。

【写真2⃣】テイクオフ直後
今は飛行効率は決して良くない。でも、脚の付け根から足首まで力を込めて、強い風圧の中でもスキーをグリップし続けた。
2012年8月16日木曜日
札幌なう。
●様々なジャンプ台を飛ぶ
北海道なう。
今回の合宿では、荒井山、余市、朝日町、そして宮の森を飛ぶ予定!
半分が観光気分で、大学生チームと一緒に行動です。
まだ行ったことがないジャンプ台をたくさん見れるのは嬉しい。
ラグジュアリーに飛行機で飛んでこようかと思ったが、
人生初フェリーに乗ってみたくて、新潟~小樽まで20hかけてきました。
船旅はわりと快適だった。
デッキでアプローチと空中の練習出来たし、ソファーに座ってビジュアル英文解釈は出来たし。
しかしフェリーは人生最初で最後だな。
●北海道での近況
現在2日目/6日終了。
北海道には分かりやすいことを固め打ちしようと思って来ました。
飛距離は今は出せない時期なので、そこはほっとこう。
■北海道でのToDo2つ
1.テレマークを必ず入れられるようになる
2.空中の飛型でカカトの幅広げる
これらはある程度テクニック的に独立してて、他とあんまり連動しないので、今でも取り組みやすい。
【初日】
上出来!
・テレマーク
→7~8割入った!OK!
・飛距離
→40m(荒井山 K=55m)ほど。
物足りないが今は気にしない。
しかしジャンプが硬いなー。
大学の後輩ジャンパーと話してて分かったけど、今はすごく力みながら飛んでる。
もっとやわらかく飛ぼう。
力みにつながるようなパワーの出し方は封印すべきだ。
【2日目】
・テレマーク
→5割程度。だめだめだ。
集中力とテレマークへの執着心をもっと!
・飛距離
→45m!まずまず復調!高かった!
K点の10m手前という意味では、赤倉では50m相当。ひとまずOKだ。
飛距離が戻ってきた理由として、テクニック的に効いたポイントは2つほど自覚している。
■目線を遠くに
カンテを見ないで飛び出せる、というのは、かなり特殊な感覚だ。
慣れてきた人が初めて出来ること or 初級者と中級者を分ける分かれ目、とも言えるかもしれない。
2日目は、目線を遠くにして、飛び出しのときに一切カンテを見なかったらけっこういけた。
見たときはだめだめだった。その差7~8m。
もう意地でも一生カンテ見ない。
■スタート方法の変更
バーを上手く使うと、良いポジションで乗れる。
良かったスタート方法は、腰を上げるように、バーを手で押す。
そして骨盤を返したまま、上半身をスキーの上に向かって上から落としこむ方法。このときヒザもグッと入れる。
アプローチの安定性はだいぶ増した。
でも、まだGの感じ方が弱いので、ここが課題だ。
【明日以降の課題】
今抱えている欠点は、テイクオフの瞬間に重心が後ろにずれてしまっていること。
これをキープ出来るようになると、一気に変われるのは明白だ。
どうするか。いくつか案はある。
→力まないで骨盤をくっきりと折り畳む、目線を遠くにキープする(意地でもカンテ見ない)、足裏感覚に集中して重心をとらえ続ける、空中の前傾姿勢を思い描きながらテイクオフするとヒザの角度に出ても怖くない、、等たくさん!
まあいいや。とにかく明日もテレマーク!!!
#大学の後輩ジャンパー達も、今まさに成長期にある。
ここ数ヶ月で順調に飛距離を伸ばしてきている。目に見えて変わってきている。たまに負けるし。
しかし嬉しい。
全員で60歳K点越えジャンパーになれたらかっこいいな。
北海道なう。
今回の合宿では、荒井山、余市、朝日町、そして宮の森を飛ぶ予定!
半分が観光気分で、大学生チームと一緒に行動です。
まだ行ったことがないジャンプ台をたくさん見れるのは嬉しい。
ラグジュアリーに飛行機で飛んでこようかと思ったが、
人生初フェリーに乗ってみたくて、新潟~小樽まで20hかけてきました。
船旅はわりと快適だった。
デッキでアプローチと空中の練習出来たし、ソファーに座ってビジュアル英文解釈は出来たし。
しかしフェリーは人生最初で最後だな。
●北海道での近況
現在2日目/6日終了。
北海道には分かりやすいことを固め打ちしようと思って来ました。
飛距離は今は出せない時期なので、そこはほっとこう。
■北海道でのToDo2つ
1.テレマークを必ず入れられるようになる
2.空中の飛型でカカトの幅広げる
これらはある程度テクニック的に独立してて、他とあんまり連動しないので、今でも取り組みやすい。
【初日】
上出来!
・テレマーク
→7~8割入った!OK!
・飛距離
→40m(荒井山 K=55m)ほど。
物足りないが今は気にしない。
しかしジャンプが硬いなー。
大学の後輩ジャンパーと話してて分かったけど、今はすごく力みながら飛んでる。
もっとやわらかく飛ぼう。
力みにつながるようなパワーの出し方は封印すべきだ。
【2日目】
・テレマーク
→5割程度。だめだめだ。
集中力とテレマークへの執着心をもっと!
・飛距離
→45m!まずまず復調!高かった!
K点の10m手前という意味では、赤倉では50m相当。ひとまずOKだ。
飛距離が戻ってきた理由として、テクニック的に効いたポイントは2つほど自覚している。
■目線を遠くに
カンテを見ないで飛び出せる、というのは、かなり特殊な感覚だ。
慣れてきた人が初めて出来ること or 初級者と中級者を分ける分かれ目、とも言えるかもしれない。
2日目は、目線を遠くにして、飛び出しのときに一切カンテを見なかったらけっこういけた。
見たときはだめだめだった。その差7~8m。
もう意地でも一生カンテ見ない。
■スタート方法の変更
バーを上手く使うと、良いポジションで乗れる。
良かったスタート方法は、腰を上げるように、バーを手で押す。
そして骨盤を返したまま、上半身をスキーの上に向かって上から落としこむ方法。このときヒザもグッと入れる。
アプローチの安定性はだいぶ増した。
でも、まだGの感じ方が弱いので、ここが課題だ。
【明日以降の課題】
今抱えている欠点は、テイクオフの瞬間に重心が後ろにずれてしまっていること。
これをキープ出来るようになると、一気に変われるのは明白だ。
どうするか。いくつか案はある。
→力まないで骨盤をくっきりと折り畳む、目線を遠くにキープする(意地でもカンテ見ない)、足裏感覚に集中して重心をとらえ続ける、空中の前傾姿勢を思い描きながらテイクオフするとヒザの角度に出ても怖くない、、等たくさん!
まあいいや。とにかく明日もテレマーク!!!
#大学の後輩ジャンパー達も、今まさに成長期にある。
ここ数ヶ月で順調に飛距離を伸ばしてきている。目に見えて変わってきている。たまに負けるし。
しかし嬉しい。
全員で60歳K点越えジャンパーになれたらかっこいいな。
2012年8月1日水曜日
復調の手応え! 7/28(妙高)、7/29(飯山)
【復調の手応え】
徐々に良くなってきた。
先週末は、ミディアムヒルで1本、 空中が長く感じられたフライトがあった。(P点フライト)
見てもらったコーチたちには感謝。
ジャンパー仲間との会話からもヒントがあった。
実際、この日の飯山、スモールヒル1本目は怖かった。
スタート台付近で順番待ちしていても、安定飛行できるイメージが持てなかった。
子供たちが26m、27mあたりまで飛んでるのを見て、「すごいな」と思った。
数週間前まで、自分がK点(=30m)前後まで飛んでいたことを信じられなかった。
この日1本目は23m?全くジャンプと呼べないような1本だった。
最終的には27mあたりまで戻っただろうか。
でも、まだベストの3~4割の感触だ。
【好調時とのGAP】
今は全然飛べていないけど、原因は感じられてきた。
テクニック的なポイントは、目線と、テイクオフのタイミングだ。
この2つが直接的原因に思える。
1⃣目線
好調時からだいぶ狂ってしまっていて、今は近くを見すぎている。
これではアプローチでの重心が後ろになり、当然テイクオフでも前に出て行けない。
2⃣テイクオフのタイミング
靴10足分くらい遅れてるんじゃないか。遅れというよりは踏み外しだ。
良いときは脚でグイッとカンテを踏みつけている感覚が残るけど、今は全く感じられない。空中を蹴ってるからだ。
もともとタイミング遅れるクセがあったけど、今はそれが異常に拡大されてしまっている感じだ。
テイクオフ後に板が下がるのは転倒を思い出させてイヤなので、どこかでタイミングが早くなることを避けているのが現状だ。
【テクニック的なポイント】
以下は、先週ポイントと感じたことのまとめ。
わりと収穫多かったと思う。来週は飛べそうな気がする。
【アプローチ】
・目線の位置
→アプローチでは、スキーのトップから先2mくらいを見るようにする。
・組むときに、腰を後ろに動かさないのがポイント。
→決して重心を後ろに動かさない。
・スタート時の顔の向きを、ある程度前向きにしておくと、骨盤を返しやすい。重心を前めというか、正しい位置に置きやすい。目線も遠くにセット出来る。
→組むときにアゴを引きすぎないのがポイント。
・ヒザの角度をグッと入れると、滑りの安定性もテイクオフでのパワーの出しやすさも、格段に向上する。
→足首関節の柔軟性がポイント。
・重心の位置は、手を指先までまっすぐ後ろに伸ばして、腕が上下しないポジションに乗る。
そういえば、今日はアプローチは良かった。
しっかり安定して組めていたし、乗れていた。
【テイクオフ】
・とりたい空中の飛型をイメージする。
・岡部さんのシミュレーションをイメージする。
→岡部さんのシミュレーションが本当にきれいなので、もう一度研究して参考にする。背中の線が一切乱れず、きれいに地面を踏みつけている。さすが世界一。
・タイミングが恐ろしく遅い。
→Rで力をためておいて、Tで覚悟を決める、カンテで出力。
→「動こう!」と頭で思ってから実際の動作が起こるまでは、若干のタイムラグがあることを覚えておく。
→アプローチを滑っているかなり早い段階から、テイクオフの準備を始めることが必要。
また、アプローチのスタートからテイクオフまで、一貫して「ペンダント理論」は有効。
【空中】
・遠くを見ながら、ギリギリまで前傾と飛型をキープして、テレマークを入れる。
・脚がユルいので、テイクオフで出した脚のパワーを継続することが必須。
・腰を折らない。船木さんも岡部さんのシミュレーションを見ると、全然折っていない。
→シミュレーション時から、身体を伸ばしきるイメージに変える。
・もともと出来てなかったことだけど、空中でも目線を遠くにしたい。ヒルサイズあたりを見てればいいだろうか。
あとは、ジャンプを始めた1番最初のときから見てくださっているコーチからの一言。
「やっぱまだ怖いですか?」「はい」
「だいぶ緊張して見えるので、リラックスして。もっと大きなイメージで。動きを大きく」
文字にすると何気ない会話かもしれないけど、現地であれこれ考えながらトレーニングしてる最中に言ってもらえると、
ふと我に返れる瞬間になる。
8月には宮の森ノーマルヒルを飛びたい。ノーマルヒルは妙高に続いて2箇所目だ。
そのためにはテクニックを安定させることが必要だ。
でも、ここに書いたことが出来れば、復調できるし、さらに元より良くなれるんじゃないかと思う。
次のトレーニングは今週末。妙高赤倉。
*7/1のジャンプトレーニングの模様[YouTube]
徐々に良くなってきた。
先週末は、ミディアムヒルで1本、 空中が長く感じられたフライトがあった。(P点フライト)
見てもらったコーチたちには感謝。
ジャンパー仲間との会話からもヒントがあった。
実際、この日の飯山、スモールヒル1本目は怖かった。
スタート台付近で順番待ちしていても、安定飛行できるイメージが持てなかった。
子供たちが26m、27mあたりまで飛んでるのを見て、「すごいな」と思った。
数週間前まで、自分がK点(=30m)前後まで飛んでいたことを信じられなかった。
この日1本目は23m?全くジャンプと呼べないような1本だった。
最終的には27mあたりまで戻っただろうか。
でも、まだベストの3~4割の感触だ。
【好調時とのGAP】
今は全然飛べていないけど、原因は感じられてきた。
テクニック的なポイントは、目線と、テイクオフのタイミングだ。
この2つが直接的原因に思える。
1⃣目線
好調時からだいぶ狂ってしまっていて、今は近くを見すぎている。
これではアプローチでの重心が後ろになり、当然テイクオフでも前に出て行けない。
2⃣テイクオフのタイミング
靴10足分くらい遅れてるんじゃないか。遅れというよりは踏み外しだ。
良いときは脚でグイッとカンテを踏みつけている感覚が残るけど、今は全く感じられない。空中を蹴ってるからだ。
もともとタイミング遅れるクセがあったけど、今はそれが異常に拡大されてしまっている感じだ。
テイクオフ後に板が下がるのは転倒を思い出させてイヤなので、どこかでタイミングが早くなることを避けているのが現状だ。
【テクニック的なポイント】
以下は、先週ポイントと感じたことのまとめ。
わりと収穫多かったと思う。来週は飛べそうな気がする。
【アプローチ】
・目線の位置
→アプローチでは、スキーのトップから先2mくらいを見るようにする。
・組むときに、腰を後ろに動かさないのがポイント。
→決して重心を後ろに動かさない。
・スタート時の顔の向きを、ある程度前向きにしておくと、骨盤を返しやすい。重心を前めというか、正しい位置に置きやすい。目線も遠くにセット出来る。
→組むときにアゴを引きすぎないのがポイント。
・ヒザの角度をグッと入れると、滑りの安定性もテイクオフでのパワーの出しやすさも、格段に向上する。
→足首関節の柔軟性がポイント。
・重心の位置は、手を指先までまっすぐ後ろに伸ばして、腕が上下しないポジションに乗る。
そういえば、今日はアプローチは良かった。
しっかり安定して組めていたし、乗れていた。
【テイクオフ】
・とりたい空中の飛型をイメージする。
・岡部さんのシミュレーションをイメージする。
→岡部さんのシミュレーションが本当にきれいなので、もう一度研究して参考にする。背中の線が一切乱れず、きれいに地面を踏みつけている。さすが世界一。
・タイミングが恐ろしく遅い。
→Rで力をためておいて、Tで覚悟を決める、カンテで出力。
→「動こう!」と頭で思ってから実際の動作が起こるまでは、若干のタイムラグがあることを覚えておく。
→アプローチを滑っているかなり早い段階から、テイクオフの準備を始めることが必要。
また、アプローチのスタートからテイクオフまで、一貫して「ペンダント理論」は有効。
【空中】
・遠くを見ながら、ギリギリまで前傾と飛型をキープして、テレマークを入れる。
・脚がユルいので、テイクオフで出した脚のパワーを継続することが必須。
・腰を折らない。船木さんも岡部さんのシミュレーションを見ると、全然折っていない。
→シミュレーション時から、身体を伸ばしきるイメージに変える。
・もともと出来てなかったことだけど、空中でも目線を遠くにしたい。ヒルサイズあたりを見てればいいだろうか。
あとは、ジャンプを始めた1番最初のときから見てくださっているコーチからの一言。
「やっぱまだ怖いですか?」「はい」
「だいぶ緊張して見えるので、リラックスして。もっと大きなイメージで。動きを大きく」
文字にすると何気ない会話かもしれないけど、現地であれこれ考えながらトレーニングしてる最中に言ってもらえると、
ふと我に返れる瞬間になる。
8月には宮の森ノーマルヒルを飛びたい。ノーマルヒルは妙高に続いて2箇所目だ。
そのためにはテクニックを安定させることが必要だ。
でも、ここに書いたことが出来れば、復調できるし、さらに元より良くなれるんじゃないかと思う。
次のトレーニングは今週末。妙高赤倉。
*7/1のジャンプトレーニングの模様[YouTube]
2012年7月21日土曜日
絶不調!(7/9-16)
●飛べない!!
現在、絶不調だ。
原因は、大転倒したせい。
着陸での失敗ではなく、テイクオフの瞬間に大きくバランスを崩すような転倒だった。
それ以来、全く飛べるイメージが持てなくなってしまっている。
●恐怖心との戦い
テイクオフや空中でバランスを崩して、空中分解するほどの転倒をしたときは、きっとほとんどのジャンパーは、次のジャンプが怖くなる。
理由は、それまで持てていた安定飛行のイメージが壊れるからだ。
今回の僕の場合はわりと深刻で、安定飛行のイメージが「ズレる」どころでなく、「完全に壊れてしまう」レベルまできている気がする。自分の気分としても、なかなか安全に飛べる気がしてこない。
●グダグダ言わずに飛ぶ!!
こうなった場合の対処は2つ。
1.それ以上悪いイメージを残さないために、頭が空っぽになるまでジャンプを飛ばない。
2.あるいは、ひたすら飛び続けて、きちんと着地できるという実績を積み上げ、転倒のイメージを安全飛行のイメージで上書きする。
僕はいつも後者を選択している。
もちろんこの場合、一般に正解なのは前者なんだと思う。悪いイメージのまま動くと、悪い動きが身体に染み付いてしまう、というのが一般的な解釈だ。
でも僕は、もし転倒の原因がわずかでも分かっているのなら、
転倒後も間髪空けずに飛び続けることが、恐怖心を払拭するただ1つの道だと思う。
去年、冬の朝日町のミディアムヒルで転んだときもそうだった。
目から着地してゴーグルが割れちゃうレベルの衝撃だったけど、夜は病院に行って、すぐ次の日から飛び始めた。午前も午後も。
再開当日、ジャンプ台のアプローチが崩れかけていて、再度ひどい転び方もしたが、間髪入れずに飛び続けた。
結果として、、技術向上のためには良かったのか悪かったのかは分からないけど、
グダグダ理由を付けて、ジャンプを飛ばないでいるのだけは、絶対に嫌だった。笑
--
●だめなときは何やってもだめ
今回の転倒は7/9で、1週間経って(7/14-16)またジャンプ台に行ったけど、結果は変わらなかった。
赤倉のミディアムヒル(K=60)で、2週間前は55m飛べたのに、今は40mにも届かない。
アプローチは重心がズレて、ちょっと後ろに引かれてしまっている気がする。
テイクオフはどうしようもない。別人みたいに変わってしまった。
アプローチもテイクオフも、もう放置しようと思う。だめな時は何やってもだめ。
●やれることだけやる
次回は空中に集中する。
今クリアしたい大きな課題として、空中でのスキーの安定がある。
しっかりスキーを引き付け、前傾姿勢をとって、スキーの表面から身体を離さない。
カカトの幅を広げてV字をつくる。スキーのブレを最小化する。
実際、空中のイメージを固めることは重要だ。
空中イメージがあってこそ、テイクオフをつくることが出来る。
なぜなら、テイクオフの役割は、身体をアプローチ姿勢から空中姿勢に変えることだからだ。
どんな形を空中でつくりたいか。その形をつくれるように、テイクオフでは動けば良い。
幸い、飛び続けたおかげで恐怖心や転倒への不安は消えている。
今は、どうにもならない部分はひとまず置き去りにして、空中に意識を集中しよう。
現在、絶不調だ。
原因は、大転倒したせい。
着陸での失敗ではなく、テイクオフの瞬間に大きくバランスを崩すような転倒だった。
それ以来、全く飛べるイメージが持てなくなってしまっている。
●恐怖心との戦い
テイクオフや空中でバランスを崩して、空中分解するほどの転倒をしたときは、きっとほとんどのジャンパーは、次のジャンプが怖くなる。
理由は、それまで持てていた安定飛行のイメージが壊れるからだ。
今回の僕の場合はわりと深刻で、安定飛行のイメージが「ズレる」どころでなく、「完全に壊れてしまう」レベルまできている気がする。自分の気分としても、なかなか安全に飛べる気がしてこない。
●グダグダ言わずに飛ぶ!!
こうなった場合の対処は2つ。
1.それ以上悪いイメージを残さないために、頭が空っぽになるまでジャンプを飛ばない。
2.あるいは、ひたすら飛び続けて、きちんと着地できるという実績を積み上げ、転倒のイメージを安全飛行のイメージで上書きする。
僕はいつも後者を選択している。
もちろんこの場合、一般に正解なのは前者なんだと思う。悪いイメージのまま動くと、悪い動きが身体に染み付いてしまう、というのが一般的な解釈だ。
でも僕は、もし転倒の原因がわずかでも分かっているのなら、
転倒後も間髪空けずに飛び続けることが、恐怖心を払拭するただ1つの道だと思う。
去年、冬の朝日町のミディアムヒルで転んだときもそうだった。
目から着地してゴーグルが割れちゃうレベルの衝撃だったけど、夜は病院に行って、すぐ次の日から飛び始めた。午前も午後も。
再開当日、ジャンプ台のアプローチが崩れかけていて、再度ひどい転び方もしたが、間髪入れずに飛び続けた。
結果として、、技術向上のためには良かったのか悪かったのかは分からないけど、
グダグダ理由を付けて、ジャンプを飛ばないでいるのだけは、絶対に嫌だった。笑
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●だめなときは何やってもだめ
今回の転倒は7/9で、1週間経って(7/14-16)またジャンプ台に行ったけど、結果は変わらなかった。
赤倉のミディアムヒル(K=60)で、2週間前は55m飛べたのに、今は40mにも届かない。
アプローチは重心がズレて、ちょっと後ろに引かれてしまっている気がする。
テイクオフはどうしようもない。別人みたいに変わってしまった。
アプローチもテイクオフも、もう放置しようと思う。だめな時は何やってもだめ。
●やれることだけやる
次回は空中に集中する。
今クリアしたい大きな課題として、空中でのスキーの安定がある。
しっかりスキーを引き付け、前傾姿勢をとって、スキーの表面から身体を離さない。
カカトの幅を広げてV字をつくる。スキーのブレを最小化する。
実際、空中のイメージを固めることは重要だ。
空中イメージがあってこそ、テイクオフをつくることが出来る。
なぜなら、テイクオフの役割は、身体をアプローチ姿勢から空中姿勢に変えることだからだ。
どんな形を空中でつくりたいか。その形をつくれるように、テイクオフでは動けば良い。
幸い、飛び続けたおかげで恐怖心や転倒への不安は消えている。
今は、どうにもならない部分はひとまず置き去りにして、空中に意識を集中しよう。
2012年7月7日土曜日
飯山 6/30-7/1
先週は飯山でジャンプトレーニングに行ってきました。
[Youtube] Ski-Jumping Training, 20120701, K30
K点付近まで飛べるようにはなった!
でも、課題はまだ無数にある。
以下、自分の練習メモ。
■テイクオフ
【タイミング】
・全てのジャンプでかなり遅れてる。
→あと50cm早くて良い。
【動作】
・腰付近が丸まっている。
→テイクオフの目的は、腰をリフトアップさせること。足の力を、骨盤に当てることで、高さがとれる。腰に丸みがあると、脚の力がクッションされてしまって、上昇力に使われない。
・手を必要以上に使ってしまっている。
→上半身の力みが原因だ。上半身をリラックスさせて、脚の力を使う。上半身は、腰の上に置くだけでいい。
・膝が戻り、腰が後ろ。
→何故前にイケないか。理由は、重心が母指球よりも後ろにあるからだ。
あと、前に飛び出す恐怖といったマインド的な原因があるとしたら、それは空中でスキーを引き付けるテクニックを定着させること。スキーさえ上がってくれば、安心して前に出て行ける。
・両足の動きが非対称。
→足癖なので、直さないと。関節の堅さが左右違うので、ストレッチで差分解消が必要。
■空中
・両足のスタンス狭く、スキーのテールが重なる
→イメトレしかない。自分が「この動き出来そう」と思えるトップ選手の映像を繰り返し見て、自分でも頭の中でその通り飛ぶ。
・スキーの引き付けが足りない
→今のところの最重要課題。腹筋で下半身以下全てを支えるイメージが良いと、コーチからアドバイス。
・前傾が浅い
→上記、スキーの引き付けさえ出来れば、自然と出来る見込み。
空中では、葛西紀明選手のマネをして、手のひらをパーにしているんだけど、、
気付いている人は少ない。僕本人だけだろう、笑


[Youtube] Ski-Jumping Training, 20120701, K30
K点付近まで飛べるようにはなった!
でも、課題はまだ無数にある。
以下、自分の練習メモ。
■テイクオフ
【タイミング】
・全てのジャンプでかなり遅れてる。
→あと50cm早くて良い。
【動作】
・腰付近が丸まっている。
→テイクオフの目的は、腰をリフトアップさせること。足の力を、骨盤に当てることで、高さがとれる。腰に丸みがあると、脚の力がクッションされてしまって、上昇力に使われない。
・手を必要以上に使ってしまっている。
→上半身の力みが原因だ。上半身をリラックスさせて、脚の力を使う。上半身は、腰の上に置くだけでいい。
・膝が戻り、腰が後ろ。
→何故前にイケないか。理由は、重心が母指球よりも後ろにあるからだ。
あと、前に飛び出す恐怖といったマインド的な原因があるとしたら、それは空中でスキーを引き付けるテクニックを定着させること。スキーさえ上がってくれば、安心して前に出て行ける。
・両足の動きが非対称。
→足癖なので、直さないと。関節の堅さが左右違うので、ストレッチで差分解消が必要。
■空中
・両足のスタンス狭く、スキーのテールが重なる
→イメトレしかない。自分が「この動き出来そう」と思えるトップ選手の映像を繰り返し見て、自分でも頭の中でその通り飛ぶ。
・スキーの引き付けが足りない
→今のところの最重要課題。腹筋で下半身以下全てを支えるイメージが良いと、コーチからアドバイス。
・前傾が浅い
→上記、スキーの引き付けさえ出来れば、自然と出来る見込み。
空中では、葛西紀明選手のマネをして、手のひらをパーにしているんだけど、、
気付いている人は少ない。僕本人だけだろう、笑


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